麻生財務相「中国の支援はサラ金と同じ」過剰な投融資で港湾などが中国のものに、沖縄県知事は中国に接触
政治・社会
麻生太郎財務相は2日、中国が途上国に対して過剰なインフラ投融資を行い莫大な債務を負わせ、整備した港湾の運営権を取り上げるといった問題について「サラ金と同じ」と批判した。
【ナンディ共同】麻生太郎財務相は2日、訪問先のフィジー・ナンディで中国の劉昆財政相と会談し、途上国に対する中国の過剰な投融資に苦言を呈した。会談後の記者会見では、返済の滞った途上国がインフラを中国に明け渡していることについて「サラ金(消費者金融)の多重債務と同じだ」と批判した。
出典:中国の支援は「サラ金と同じ」 麻生氏、途上国投資を批判 | 共同通信
沖縄もターゲット、知事が勝手に中国と交渉
中国が推し進める「一帯一路」政策により、途上国は港湾などのインフラが一時的には整備されるが、事業に見合わない莫大な投資額と高金利により運用が継続不能に陥ることが問題となっている。これにより、港湾などの重要な拠点が中国の手に渡り軍事利用される懸念も指摘されている。
実際にスリランカのハンバントタ港は中国が99年間運営することとなり、実質土地ごと接収された形となっている。そのほか融資を受けた途上国でも中国海軍が港湾を利用するケースが見られる。
こういった危険性が指摘される「一帯一路」だが、沖縄県の玉城デニー知事は先月16日から19日の訪中で「一帯一路に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と中国にすり寄っている。露骨な売国だ。
参考:「一帯一路、沖縄活用を」 知事、訪中時に提案 中国副首相も賛同 定例会見で明言 – 琉球新報
玉城知事は自国政府の政策と真っ向対立しながら、領海侵犯を繰り返す中国とは手を結ぼうというのだ。日本政府の支援を確約しないままに中国からの借金で債務を負えば、沖縄は中国のものだ。米軍には出て行けと叫びながら、中国に港湾を明け渡すという分かりやすい構図でもある。
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