藤田孝典「川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい」←批判続出、なんでも貧困問題などに結び付け活動のPRに利用
神奈川県川崎市の路上で男が児童らを次々と殺傷し、直後に自らの首を刺して死亡した事件で、NPO法人代表の藤田孝典氏の"提言"が話題となっている。
藤田氏はYahoo!ニュース個人で「川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい」と言う記事を投稿し、以下のように呼び掛けている。
それを受けてネット上では早速、犯人らしき人物への非難が殺到しており、なかには「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」などの強い表現も多く見受けられる。
まず緊急で記事を配信している理由は、これらの言説をネット上で流布しないでいただきたいからだ。
次の凶行を生まないためでもある。
出典:川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい(藤田孝典) – 個人 – Yahoo!ニュース
これには各界著名人から"異論"が噴出、事件の詳細が判明しないままに自身の活動である貧困や社会問題と結びつけようとしているのではないかという声が上がっている。また、緊急提言とはいえ稚拙な短文で根拠が全く示されていないという指摘も多いようだ。
著名人らによる反論
立川志らく
でも日本中の幼い子供を持っている、愛している親のほとんどは、死にたいならひとりで死ぬべきとおもっています。その気持ちをその怒りをぶつける事が悪い事なのか。ましてや非難されるべきなのか。本当に悪魔を生みだす言葉だとしたら二度と言いませんが。 https://t.co/Qhba5DrOU2
— 志らく (@shiraku666) May 29, 2019
古谷経衡氏
無辜の人民2名を含む19名を無差別に殺傷して自死した犯人に対し、「死にたいなら一人で死ぬべき」という意見がSNSから噴出するのは、大衆的皮膚感覚として、また社会通念として当然の感覚であります。 https://t.co/9CGhNDAaiy
— 古谷経衡(作家,評論家,社団法人令和政治社会問題研究所所長,株オフィス・トゥー・ワン所属) (@aniotahosyu) May 29, 2019
また貴殿は「社会福祉学から~」等としていますが、犯人の動機も定かでないまま、「たった852文字・原稿用紙2枚程度の作文」でそれを「社会福祉学」と表現するのは、私が物書きだからかもしれませんが、あまりにも軽佻浮薄で学究的誠実さがない。もっと長文を書いて熟考されることをお勧めします。 https://t.co/9CGhNDAaiy
— 古谷経衡(作家,評論家,社団法人令和政治社会問題研究所所長,株オフィス・トゥー・ワン所属) (@aniotahosyu) May 29, 2019
過去にも同様の行動が
藤田氏に関しては、社会を騒がせる事件などに際して、必ずと言っていいほど「貧困・低賃金・社会が」と原因を自身のNPO法人の活動と結び付ける行動がみられる。
昨年のZOZO前澤社長の100万円企画も「雇用・賃金問題」に無理矢理結び付け関係者をツイッターで罵倒するなどの行動が批判されている。さらに、今年2月に起きた、くら寿司のバイトテロ動画事件に関しても、動画投稿の動機が断定できない状況で「低賃金で調理させられていることが問題」とツイッターに投稿しYahoo!ニュース個人にも記事をアップしている。
くら寿司もセブンイレブンもアルバイト店員の時給が安すぎるー繰り返される「バイトテロ」問題ー(藤田孝典) https://t.co/C1HERR4TA4 繰り返し述べておきたい。責任ある仕事を任せるに値する賃金や処遇だったのか。再度検証してほしい。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) February 10, 2019
たしかに飲食店で調理を経験のないアルバイトに任せていることは問題であるが、不適切な行動と動画を撮影する動機は賃金や調理経験とは関係がない。この動画に関与した3人が29日に書類送検されたが、動機が賃金などの問題であったという供述はでていない。
くら寿司バイトの不適切動画投稿は「友達困らせるため」https://t.co/lmykpDFm3A
→少年の1人が、動画を撮影した少年と仲が悪くなったため「困らせようと思って動画を投稿した」「拡散されると分かっていた」と供述。
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年5月29日
2018年の2月には、フジテレビの「ワイドナショー」で、自ら望んでネットカフェ難民になる人物を扱った際にも「働きながらネットカフェにいる理由は、賃金が低く、住宅を借りる際のハードルが高かったり、住宅政策が弱いためです。」とツイッターで噛みつき話題となったが、当サイトで番組映像を検証した結果、藤田氏の指摘するような発言や内容は放送されておらず、出演者らからも批判されるようなコメントは無かった。
参考:また捏造!ワイドナ松本人志、ネカフェ難民に「路上で頑張れ、働いて」の事実なし、放送文字起こし検証
こうやってなんでも貧困問題に結び付け、炎上してはメディアの取材を受け時には出演者となる。以前から指摘されていた藤田氏の行動パターンではあるが、今回ばかりは児童らが殺傷されるという凄惨な事件を起こした犯人が相手であり、動機も分からないまま根拠なく「再発防止のため」と自身のNPO法人の活動に結びつけたのなら、多くの怒りを買っても仕方ないだろう。
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