ポケモンGOで変わる?不動産業界と高齢者問題
スマートフォンアプリ『Pokémon GO』の人気が社会現象となっている。
日本中の公園や施設が「ポケストップ」「ジム」に登録されており、普段は人の少ない小さな公園やお寺に多くの人が集まっている。
これだけのブームになると、事件事故と悪い部分も取り沙汰されるが、悪いところばかりではない。
例えば、こんな効果も予想される。
不動産業界では、物件情報に「ジムまで徒歩3分」「屋内でもポケストップ圏内」「ポケストップ徒歩圏内5か所」などの情報が加えられ、付加価値にすることもできるだろう。
また、高齢者が維持している田舎の道祖神(地蔵)などもポケストップになっており、若者が集まっている。
※ポケストップでは5分に一回アイテムが貰える
ポケモンジムまで徒歩3分
ジムになっている公園周辺のマンションなどは「ジムまで徒歩1分」など、付加価値として宣伝されるでしょう。アメリカでは実際にこのような売り文句が始まっているようで、日本でも同様の現象は起こる可能性が高い。
マクドナルドがテナント出店される商業施設などでは、マクドナルドの上下階の場所もポケストップとしてアイテム取得可能となっている場合もあり、実際に人が集まっているようだ。
私も記事を書くためにダウンロードしてプレイしているが、ポケストップに直接行くのが少し恥ずかしいため、商業施設内にあるマクドナルドの階下でプレイした。そこには大人を中心にライトユーザー数人がこっそりプレイしていた。
このように、ポケストップ以外の不動産の利用価値にも大きな影響を及ぼすことは間違いないでしょう。
高齢者との交流の場所に
商業施設以外では、銅像やオブジェなどのモニュメントのほか、道祖神(地蔵)などもポケストップに指定されている。
普段は全く人気がなく、近所の高齢者が清掃やお供え物をして維持しているが、そこにも子供や若者が集まっていた。中には中高年の夫婦なども見られ、アイテムをゲットしながら世間話で時間を潰している。
こういった地域とのつながりの場所にもなっており、道祖神の維持管理に若者が参加するきっかけになるかもしれない。
これは高齢者が後継者をゲットするチャンスなのだ。麦茶やお饅頭などのアイテムを使うとゲットしやすいかもしれない。
また、お寺などもポケストップやジムになっていることから、昔のようにお寺が地域の交流の場として復活する可能性がある。
このように、良い面もあるとは言え、私が先日書いた記事・・・
この予想は見事に外れ、歩きスマホは激増している。
事件事故にだけは気を付けてプレイしてほしいものです。