【徹底解説】山本太郎尊師のお告げ「辞職しないやつは議席泥棒、人間性に難あり」れいわローテ廃止を巡り党が暗躍【KSLチャンネル】



 旧れいわ新選組の、いのちの党がまた汚いことを始めました。

 2025年の参議院選挙で、全国比例の公認条件として当選から3年後に議員辞職して、落選者の比例名簿上位に議席を譲るという「れいわローテーション」という制度を導入しましたが、ここにきて奥田ふみよ議員を辞職させたくないのか、突如としてオーナーズを対象に意見募集を始めました。これはもう、次点トップのエマ中尉こと岡本麻弥さんを排除する口実を作ろうとしているとしか思えません。

 このローテーションを巡る動きと、公職選挙法の仕組みとして、党が一方的に岡本さんを比例の繰り上げ名簿から削除することが可能になっている問題など、詳しく解説していきたいと思います。

山本太郎の過去発言「議席泥棒」

 れいわローテーションの是非は個々人に意見があるとしても、参議院選挙の公認条件として誓約までさせているわけだから、誰が何と言おうと実行すべきです。これでローテを実行しないなら、奥田が落選すれば実行して繰上げさせ、奥田が当選すれば廃止にして6年任期とするという、奥田のための茶番だったということになります。
 ローテの約束があったから、上位当選が予想された木村英子さんらの支持者は、3年で交代する適任者は誰か?という観点で岡本さんに戦略的投票を行っていたわけで、これを代表が山本ジョージに変わったからと、国会議員の地位と議席に関わることを反故にして言い訳がありません。

 この山本ジョージ代表のやり方には、山本太郎前代表が自信に都合の良い人間を党内に留めておいて議席を確保しておきたいという思惑があったのではないかと疑われています。
 で、その山本太郎前代表が木村英子さんの公認会見でローテーションについてどう語っていたかを振り返ってみましょう。


 この時点で自身の引退は想定していなかったとは言え、これは有権者との約束だったということを忘れてはいけません。
 動画でも確認できるように、このローテーションの担保について山本前代表は、主に3点の事柄を挙げて実行すべきという見解を示しています。

「議席を泥棒するのか、譲るのかということになる」
「恥じないような行動をしていただくしかない」
「土壇場になって、それをひっくり返すということは、その人の人間性っていうとこに託されるということ」

 要するに、ローテーションを約束して当選した議員がオーナーズの意見を都合よく利用して議席を譲らなかった場合は「議席泥棒」「恥ずべき議員」「人間性に問題ある」ということを山本太郎前代表は現職中に明言していたわけです。
 これが今になって変節したとすれば、いずれ山本新党を立ち上げたときに移籍してきそうな人間を議員に留め、岡本さんのように言いなりにならない人間には議席を与えたくないということでしょう。

いつでも名簿削除できるよう準備万端

 一連の党の動きに対して2025年の参議院選挙で次点だった岡本麻弥さんは、代理人弁護士を通じて7月24日に警告書を送付しています。


 内容としては
1.構成員資格の剥奪が無効であることを確認し公表すること
2.比例代表名簿から削除しないこと
3.公職選挙法に基づく繰り上げ当選、ローテション制度に基づく権利をはく奪しないこと

 いたって普通の権利主張と思われますが、これに対して党は2か月以上経ってもレスポンスを寄こしていないそうです。
 警告書で重要なのは「構成員資格」に関する部分で、高井幹事長はこの資格喪失をもってローテーションの権利剥奪ではないと説明していたわけですが、結局は山本ジョージ体制になってローテーション廃止の動きは露骨になって、今回のオーナーズアンケートに繋がっているわけです。決められたことなんだからオーナーズの意見なんて聴取する必要はありません。

 公職選挙法に沿って解説すると、まず旧れいわ新選組は党員制度を採用していません。オーナーズやフレンズというのも、あくまで会員であって党員ではありません。選挙に際しての名簿届出においては、構成員を党籍としているようなので、法律上の党員にあたるのは構成員ということになります。
 法律上は比例名簿からの削除で繰り上げ資格を喪失させる権利は、その届出政党に認められています。離党による削除は名簿登載者本人の意思確認が必要ですが、除名に関しては党が単独で削除の届け出をすることができます。

 まず岡本さんとしては、構成員資格の剥奪を了承してしまうと党員資格の放棄、即ち離党を了承したことになり、比例名簿からの削除手続きを迫られる可能性があります。これを拒否すると党の方針に背いたとして除名になることも考えれます。こうなると岡本さんに抗う術は無く、地位確認の訴訟を提起しても裁判が長期化すれば、勝ったとしても3年任期の大半を失うことになるわけです。
 さらに構成員資格の剥奪無効を訴えて、それが認められたとしても、構成員は懲罰の対象者ですから、これまでの軋轢を取り沙汰されたり、無理な衆議院鞍替えを要請され断れば除名ということもあり得ます。

 とにかく岡本さんら構成員資格をはく奪された元候補者たちは、法律上は党が如何様にもでき生殺与奪権を握られているわけです。党がその気になれば、構成員資格の剥奪をもって除名という扱いもできるのです。
 公職選挙法では除名者の比例名簿削除は、党の内規に沿った手続きに瑕疵が無ければ、党が単独で削除の申請ができるわけで、党員にあたる構成員の資格はく奪を本人の意思に関係なく役員会で決定したことは、法律上の除名を決定したと解することもできてしまうわけです。
 役員会の議事録などは残っているはずなので、岡本さんは裁判をしても地位の確保は極めて困難な状況にあります。

 法律上は党に有利になっていますが、こういうやり方が民主的かと言われれば、まったくそんなことはなく独裁以外の何者でもありません。
 エマ中尉を庇い立てするわけではありませんが、さすがにこの党のやり方は理不尽で残酷です。声優としての仕事にも影響することを覚悟で、実現したい政策を掲げて選挙に挑んだ人間を、執行部の子供じみた好き嫌いで権利を奪うのはあんまりです。

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