【続く悪夢】自治体選挙で11連敗!旧れいわ新選組は山本太郎の亡霊を祓うことができないのか?その敗因を徹底分析【KSLチャンネル】



 旧れいわ新選組から続く連敗記録が更新されました。

 れいわ新選組が「いのちの党」に改称し、初めての自治体選挙となった石垣市議会議員選挙で、党公認の俵山ミエ候補が落選し、11連敗という偉業が達成されました。


 国政政党としては前代未聞の10連敗をしても党内はゴタゴタに終始、相変わらず無策のまま選挙戦に突入すれば、こういう結果になることは予想されましたが、そのマヌケな敗因について分析したいと思います。

ピンクカルト、山本太郎の亡霊


 党の名前も代表も変わって、さすがに今回は下位であっても当選するのではないかと言われていましたが、定数22で候補者28名、結果は24位落選で当選ラインに63票足らないという惜敗となりました。健闘したとも言えるかもしれませんが、勝てる選挙を落としたという見方もできるでしょう。

 何と言っても敗因は「れいわ新選組」のロクでなさが払拭できず、相変わらずのピンクカルトとしての活動を継続したことでしょう。
 党ぐるみの秘書給与詐取疑惑に続いて、山本太郎がスピード違反で検挙され前科者となり、逃げるように代表を辞任して政界を引退したところで、党名を変えイメージを一新しようという流れもあったに、新しい党のロゴはやっぱりピンクというカルト臭がプンプンするものに。

 候補者本人も選挙ポスターや証紙ビラに「れいわ」の文字を入れ、わざわざ山本太郎の写真を使うという感覚の鈍さを発揮しています。こんなことをすれば地に落ちたれいわ新選組の悪いイメージに引っ張られるのは当然で、自ら負けにいってるようなものです。



 本人としては選挙直前に党名が変更されたことで、これまで浸透していた「れいわ新選組」という名前とピンクのイメージを捨て難いと思ったのかもしれませんが、それで10連敗していたという現実を見るべきでした。

 一方で、これまでの10連敗で散々と問題視されてきた、選挙に弱い落選組の党幹部が応援に来て票を削るということはほとんどなく、山本ジョージ代表が玉城デニー知事の応援のついでに来ただけでした。れいわ新選組の悪い癖として、党内だけで人気のある幹部が来ると、ボランティアがその幹部を囲んで持て囃し、候補者よりも目立ってしまうということがありましたが、今回はそれが無かっただけマシだったような気がします。

 いのちの党には応援の効果を期待できる人材がいないので、むしろ来てもらわない方がいいわけですが、2月までれいわ新選組の衆議院議員だった山川仁さんが離党したことで、その応援を受けることができなかったのは痛かったと思います。
 山川さんは元豊見城市長ですが、衆議院議員としては沖縄4区を地盤とし、選挙区には石垣市全域が含まれています。現在は離党して別の政治団体を立ち上げていますが、山川さんが支援をすればいくらかは票の上積みができたことから、63票の差は十分に埋まったのではないでしょうか。
 れいわ新選組がこういう票を持っている人物を支部長に再任せず、まったくもって無能で小選挙区では得票率10%に満たない声だけデカい連中を幹部に据えていたことが、どれだけ害悪かわかる事例でもあります。

SNS戦略はほぼ無策の状態

 さらに俵山陣営はSNS戦略にも問題があって、選挙前も選挙中もほとんど活動の発信を行っていません。現職であったり昔から石垣市内で政治活動をして、後援会拡大などの地盤培養をしていればSNSを使う必要もありませんが、新人で選挙の半年前までは沖縄県庁で保健所勤務、市民活動や選挙ボランティアをやっていたとしても、後援会の拡大活動をほとんどやっていない候補は、SNSを駆使して浮動票や無党派層を掘り起こす必要があります。

 局地戦となる自治体選挙では、SNSによる全国発信は意味がないという人もいますが、それでも選挙において投票先を決めるのにSNSを参考にするひとは増加傾向にあります。さらにAIの発達により、SNS利用者の居住地や興味のあるものを自動的に配信するという流れになっているので、発信さえしていれば石垣市の有権者に自分の顔と名前を売ることはできるわけです。
 主にインスタを活用していたようですが、インスタは狙った層へのリーチに確実性が低く、すでに支持をしている人がわざわざアカウントを見に行かなければなりません。しかも本人がスレッズとの連携をしていなかったので、支持者がせっせとスレッズ投稿をしても本人アカウントにはリーチされないという状況です。
 スレッズはインスタのサジェストを強力にしたようなSNSで、投稿に地名を含ませるだけで地元のアカウントからのコメントが殺到することもあるので、選挙においては有効なツールとなります。さほど効果が無いと判断しても、選挙が終わってみればあの時のあの一票が、と後悔することもあります。

 こういう専門的な知識を持っているひとが党内におらず、自分たちの思うようにSNSが流れなければスマホ農場がどうのこうのと陰謀論に逃げるのはいつものことで、この調子では今後も進歩はないでしょう。SNSだけで選挙に勝てるほど甘い世界ではありませんが、SNSを使わなければ確実に損をするという状況になってきてます。

 沖縄県という地理的条件からボランティアも集まりにくかったのかもしれませんが、これはどの陣営にも共通することで、これからはSNSを運用する人員を確保することは、選挙では必須となるでしょう。

 とにかく選挙はやれることは全部やるのが鉄則で、どぶ板を踏んで地盤を培養しSNSでも発信をする。市議選に先行して始まった県知事選で玉城デニーのポスター貼りを手伝っている暇など無かったはずなのに、逆風の現職に無駄に近づいたのもマイナスです。


 これは余談ですが4年前に、れいわ新選組初の自治体議員として当選した宜野湾市のプリティ宮城ちえ市議は、当選直後に悪質なマルチ商法に元教え子を勧誘するなどしていた問題が地元紙に報じられ離党しましたが、石垣市議選と同日に行われた宜野湾市議選で票を前回から半減させながらも2期目の当選を果たしています。
 99%の国民に嫌われたとしても、後援会を維持しながら地元の有権者1400人に理解を得られれば当選できるわけです。石垣市は人口が4万人に満たない小さな自治体で宜野湾市とは規模も違いますが、2月の衆院選では石垣市だけで1400票の比例票がありました。
 それで石垣市の当選ラインが690票だったことを考えると、やはり党にも陣営にも数々の至らないところがあったということになるでしょう。

 山本ジョージ代表は、代表選の時には「選挙には必勝法がある」と偉そうに市議会議員時代と民主党時代の選挙歴を誇っていましたが、その必勝法とやらは今の時代では通用せず2025年の参院選では東京選挙区で13位、得票率3%台という大惨敗、今年の衆院選では選挙区にすら出ず比例南関東ブロックで自民党の候補者不足で当選を譲ってもらうという恥ずかしい結果でした。

 これで11連敗となったわけですが、そろそろ次の必勝法を編み出さなければ、来永劫この党では選挙に勝てないということになりそうです。

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