長島昭久議員「お、お、おま・・・!」→カナダ人死刑判決を批判された中国「カナダは法治の精神欠ける」
政治・社会
中国で麻薬密輸の罪に問われたカナダ人が死刑判決を言い渡され、これをカナダのトルドー首相は「恣意的(しいてき)な死刑の適用は極めて憂慮すべき事態だ」と強く批判した。これに対し、中国外務省の華春瑩報道官は15日の記者会見で「被告は222キロの覚醒剤を密輸した」などと罪を強調したうえで、「カナダ側の発言は、最低限の法治の精神すら欠けていて、強い不満を表明する」と述べて反発した。
出典:死刑批判に「カナダは法治の精神欠ける」 中国外務省 | NHKニュース
このニュースを受けて長島昭久衆院議員は「お、お、おま・・・!」とツイートし「お前が言うか!」と言いたい気持ちをかろうじて抑えた。
お、お、おま・・・! https://t.co/7Qg19fNR8v
— 長島昭久🇯🇵🇺🇦東京30区(府中、多摩、稲城市) (@nagashima21) January 15, 2019
中国共産党が司法を動かしている
今回の死刑判決はカナダ当局がアメリカからの要請で、中国通信機器大手のファーウェイ副会長を逮捕したことへの報復と見られている。麻薬を密輸したとされたカナダ人には1審で懲役15年が言い渡されていたが、やり直しの裁判で死刑を言い渡している。
中国では三権分立を採用しておらず、中国共産党による権力集中で司法のトップも共産党員が占める。それでも、法に基づいた司法判断が行われるならば良いのだが、共産党支配に批判的な人物は次々と拘束されるなど、司法が独裁体制の一翼を担っている。カナダ人の死刑判決も、政治的な判断と指示で司法が動かされた可能性が極めて高い。
そんな、なんでもありの中国が「カナダは最低限の法治精神すら欠けている」と言うのだから、長島議員が「お前が言うか!」と突っ込みたくなるのも仕方がない。
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