立憲民主党女性候補「下着の画像やSNS妨害が続いている」←該当する嫌がらせが見つからないと話題に
立憲民主党から7月の参院選(群馬選挙区)に出馬する斉藤あつこ予定候補は15日、出馬を表明してからSNSで嫌がらせを受けていることを明かした。
https://twitter.com/saitoh_atsuko/status/1096423730324987907
内容的には嫌がらせの域を超え犯罪性すら感じるものだ。これには党の公式アカウントも「嫌がらせではなく犯罪です」と怒りのツイートを行っている。
これは「嫌がらせ」ではなく「犯罪」です。正体を明かさずにこのような行為をする人は、スマホ画面の中で起きている軽い出来事だと考えているのかもしれませんが、結果として、他者の人生を、取り返しのつかない程傷つけます。
斉藤さんの勇気が、1人でも多くの人の良心に届きますように。 https://t.co/PiFs1VTGIs
— 立憲民主党 (@CDP2017) February 16, 2019
しかし、斉藤予定候補のアカウントに嫌がらせの痕跡がないという指摘もある。ほんの一部で辻元氏の献金問題を指摘しているアカウントがある程度で、嫌がらせを受けたというツイートがバズるまでは、通常の反応すら得られていないようだ。
嫌がらせはリプライだけではない
当サイトのアカウントから斉藤予定候補に、問題となった嫌がらせはどのようにして受けたのか問い合わせてみたが返答は無い。実際には嫌がらせというより軽微な批判であったが、ツイートが思いのほかバズって党にも注目され、説明がつかない状況に陥っているのではないかと疑いの目を向ける人もいる。
軽く荒れているかな?と思われるのは蓮舫副代表とのツーショットを投稿したツイートだが、耐え難いというほどのものではない。
https://twitter.com/saitoh_atsuko/status/1094244012200886272
ただし、筆者の経験からすると嫌がらせはツイッターだけとは限らないので、これを狂言だと断定するのは早計である。また、非公式な引用などでツイートされた場合は本人以外の目には止まりにくいという面もある。筆者の場合はツイッターでのリプライで罵倒されることもよくあるが、悪質なものはメールフォームなどから送りつけられ、脅迫めいた内容が含まれるのは日常茶飯事だ。
野党第一党の立民からの出馬ということで注目され、2013年の選挙で圧倒的な強さを見せた自民党の山本一太議員が、今回の改選では群馬県知事選出馬のため出馬しない。空いた定数1を与野党で争う大混戦も予想される。そのような状況で斉藤予定候補に嫌がらせなどがあってもおかしくはない。だが、SNS妨害についてはツイッター、フェイスブック共に痕跡が確認されていないことから、正確性を欠いたツイートだったのかも知れない。
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