鳩山由紀夫さんと立憲民主議員、ジュゴンの死因を「辺野古工事の影響」←辺野古とは反対側の海なんだけど
国の天然記念物に指定され絶滅の危険性が高い「ジュゴン」とみられる生物が、沖縄本島北部の今帰仁村の沖合で死んでいるのを漁業者が発見し水揚げした。
これに関し、立憲民主党の堀越啓仁衆院議員は「死因の特定は大前提だが、工事の影響とは認めない可能性が高いのではないか」と、まるで辺野古の埋め立てと関係があるかのようなツイートをしている。
◼️死因の特定は大前提だが、工事の影響とは認めない可能性が高いのではないか。そして、こうした希少動物の命が失われることに関してあまりにも環境行政は力を持たない。これを変えなければ駄目だ。https://t.co/tXdfpwJjkc
— 堀越けいにん 立憲民主党 群馬県第2区 前衆議院議員 (@horikoshikeinin) March 19, 2019
鳩山元首相に関しては言い切っている。
天然記念物で絶滅危惧種のジュゴンが死んでしまいました。先日、鳥羽の水族館で食欲旺盛なジュゴンを見たばかりでした。その時、辺野古には餌がなくなっているのではないかと心配したのです。辺野古の埋め立てで遂に死んでしまいました。人間のエゴで生き物を殺すのは止めにしようではありませんか pic.twitter.com/PDEKj2OI1Y
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) March 20, 2019
見つかったのは、本島陸地を挟んで辺野古と反対側の海である。
どのくらい離れているのか?
ジュゴンの死体が見つかった今帰仁村と辺野古は広大な本島を挟んで反対に位置する。
本島陸地をジュゴンがピチピチ跳ねているのを目撃した人がいるんですかね?
本島を迂回する形で今帰仁漁港に移動したとしたら、辺野古沖をジュゴンの生息地とする根拠は失われる。これを辺野古の埋め立ての影響だというなら、那覇空港の滑走路埋め立て工事の影響も考えねばならない。ジュゴンを守れと叫ぶ人は、那覇空港には反対しないのはなぜだろう。
いずれにしても、ジュゴンや自然保護を理由に米軍基地反対運動をするのはもう筋が通らない。
堀越議員に関して言えば、飼い猫が肉が露出するほどの大怪我を負ったのに病院に連れて行かず、多くの批判を浴びて翌日になって受診させたようなひとですから、ジュゴンを守れ!とか言えたレベルの人ではありません。
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