【共産党】生活保護希望者の写真をSNSに投稿した服部候補、投票日に公選法違反ツイートもあえなく落選

政治・社会

【共産党】生活保護希望者の写真をSNSに投稿した服部候補、投票日に公選法違反ツイートもあえなく落選

 生活保護希望者の写真をSNSに投稿し問題となっていた日本共産党の服部ひとみ氏が、21日投開票の東京都府中市議会議員選挙で落選した。
 服部氏は5期20年の実績をアピールしたが、前回12位から34位に大幅後退した。
【共産党】生活保護希望者の写真をSNSに投稿したベテラン候補が落選、投票日には公選法違反ツイートも

出典:府中市議会議員選挙投開票結果 東京都府中市ホームページ

 党としては前回の9799票(4候補)から9053票(4候補)に得票を減らしたが、新人の竹内ゆうこ氏がトップに迫る3685票で3位当選を果たしている。SNSへの不適切投稿で服部票だけでなく他の現職の票までが新人に流れたのだろう。

形振り構わず投票日当日に投稿

 服部氏はよほど焦ったのか、投票日の当日に禁止されている選挙運動ととられかねないツイートを行っている。直後に削除したようだがスクショを保存されている。
https://twitter.com/Tq58Pu7bfUvNBU8/status/1119715542858776576

 公職選挙法では投票日当日の選挙運動は禁止されており、SNSでの呼びかけも選挙運動とみなされ摘発された事例もある。なにより、服部氏が指摘された直後にツイートを削除していることが違反の認識を現している。
 前回まで党内トップ当選だった服部氏の落選は、生活保護希望者の写真をSNSに投稿したことが大きな要因だろう。聞くところによると地区委員会は「本人の許可を取っているのに公明党が問題にした」と党員に説明したそうだが、公明党が動いたという証拠もなく党員は嘘を見抜いて別候補に投票したようだ。

 そもそも生活保護希望者の写真をSNSに投稿することに、許可も不許可もない。仮に本当に許可を求めていたとしても、それ自体が不適切な行為である。弱い立場の市民に市議が何かを求めるようなことはあってはならないのだ。

 5期20年の常勝候補も、SNSへの不適切投稿でここまで票を落とす。府中市民も共産党員も言い訳を許さなかったということだ。当サイトのアカウントをブロックしても、お天道様は見ているぜ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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