蓮舫はtotoが賭け事であることを理解していない
民進党の蓮舫代表代行は、28日の文科委員会で以下のような恥ずかしい質問を行い、その浅薄さを披露している。
「toto売上げから支出された109億が新国立競技場建設が白紙撤回された結果として形にならず使われ、前理事長が22万の給与返上のみでtoto購買者は納得か?」
文科委員会で日本スポーツ振興センター現理事長に、toto売上げから支出された109億が新国立競技場建設が白紙撤回された結果として形にならず使われ、前理事長が22万の給与返上のみでtoto購買者は納得か?と聞くと「理解される」と言う。 pic.twitter.com/ttu0OH0uB3
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) April 28, 2016
これは恥ずかしい質問だ。
蓮舫議員はtotoが「賭博」の一種であることを理解していない。
ギャンブラーは胴元の取り分に興味はなく、己が勝つか負けるか?ただそれだけであり、負け分の行き先などに口を出すのは野暮ってもんだ。
totoは公営ギャンブルである
toto(スポーツ振興くじ)の購入者は、寄付をしている訳でもなく納税している訳でもありません。スポーツ振興に寄与する意識もありません。
購入者は「高額当選」というギャンブル性を楽しんでいる。即ち「大金を得る」ことを幸福とする射幸心を煽られているのだ。
己が「高額当選」という射幸心を煽られて投じた金は全額賭場に投げたものであり、totoの配分額が50%であるからといって、半分の金額に権利を主張できるものではない。
勝てば一攫千金、負ければ一銭も還ってこない。
博打の基本のキである。
公営ギャンブルを認める理由として、宝くじなどと同様にtotoも「小口の寄付」ということになっているが、現実として高額配当を謳うTVCMなどが頻繁に流れており、パチンコなどとは比べ物にならない「射幸心」の煽り方である。
こうして得られた収益の配分額が50%に設定されているからと言って、「半分は寄付したものだ」と主張する購入者がいるのだろうか?
蓮舫議員の感覚では「小口の寄付」ということで、購入者に対して納得のいく使い道が明示されるべきと思っているのだろうが、それは「公営としてあげた収益は正しく使われるべき」という政治的なモラルであって、toto購入者が中心になって不満を述べるようなことにはなり得ない。
もし、toto購入者が新国立競技場白紙撤回の損失について日本スポーツ振興センターに文句を言っているとすればこう言ってやりたい。
totoなんて買ってないで直接寄付をすればいい。
三下でも博打に負けて胴元に食って掛かったりしませんよ。