SPEEDの元メンバーで参議院議員(自民党)の今井絵理子さん。
自身のツイッターアカウントで公職選挙法に抵触するツイートを指摘され「以後気をつけます!! 教えていただいてありがとうございます。」と絵文字付きで返信するのはとっても危険な行為ですので、訂正して正式な謝罪文を公表したほうが良いかと。
以後気をつけます‼️教えていただいてありがとうございます。RT @product1954: 今井絵理子(@Eriko_imai)議員、応援する候補者名を投票日当日にツイートする選挙運動は「公職選挙法129条」違反です。
秘書さんも今井議員にちゃんと教えてあげた方がいいですよ→— 今井絵理子 (@Eriko_imai) October 17, 2016
なぜこれが危険かって?
そりゃ簡単な話ですよ。反省の度合いと事態の認識が、告発された後の処遇に関わってくるからです。
公選法違反謝罪で絵文字がNGな理由
まず、発端となった公選法違反ツイートを見てみましょう。
※既に削除されているようなのでキャッシュの写真です
文字に起こしてみる。
メイク落とさず寝ちゃった…今日はこれから福岡県久留米市へ 福岡6区の補欠選挙の応援に行って参ります(^-^)/そして本日は新潟県知事選挙の投票日。13日から15日まで応援の為、新潟県に入らせていただきました。結果が楽しみです(^ ^)
特定候補の名前をハッシュタグで表示して、新潟県知事選挙の投票日であることを告げています。
公職選挙法では投票日の選挙運動は禁止されている。特定候補や政党名を明記せずに「投票に行こう」程度なら同法には抵触しない。
今井絵理子議員は同法を理解していたように思える文面であるが、ツイッタークライアントに保存しておいた候補者名ハッシュタグを不注意で追加してしまったようだ。
このツイート内容であれば、刑事告発されても送検されることもないレベルだ。
が、今井議員の「絵文字付き謝罪」がマズい。
これは反省していないと判断され、これくらいはいいだろうと故意に行ったのではないかという疑念が生じてしまう。
しかも、これを指摘するツイートを行ったのは、バリバリの共産党支持者である小説家の盛田隆二(@product1954)さんだ。政治的に反目する「敵」からの指摘にこの返信は最悪である。
似たケースとして、過去に民主党(現民進党)の徳永エリ議員が投票日当日に特定候補への投票依頼をツイッターに投稿して事情聴取を受けている。民間人の告発により発覚した事例だ。
徳永エリが反省もせず、Facebook上にて私を悪者扱い。起訴猶予では生温いと考え、検察審査会に不服申立。
秘書がやったとウソをついていた公選法違反の徳永エリ(民進)、ネトウヨのせいhttps://t.co/FhR5hrvob9 pic.twitter.com/DtNF4Y1KBC— 飛騨守右近「必殺!刑事告発人」 (@yamakennta) May 16, 2016
当初、徳永エリ議員は秘書がやったと説明していたが、最終的には「反省している」ということで送検はされていない。今井議員も仮に告発されて事情を聴かれたときに「反省」を見せれば大したことにはならないと思うが、絵文字を使うほど軽く考えていると「反省なし」「違法の認識がありながら故意に」と疑われるだろう。
公職の議員である以上、単なる票集めのタレント気分は改めるべきだろう。
先天性難聴の息子を持ち、障害のある人たちのために立候補を決意し多くの有権者に支持され当選した責務を果たすにはもっと勉強が必要だ。
今のところ実力不足は否めないが「清掃員でもやってろ」と罵倒する共産党界隈に負けてはいけない。
ちなみに先述の徳永エリさんは、送検されないことが決まってから「ネトウヨが画面を写真に撮って拡散した」と暴言に等しい言い訳をして問題になっている。
しかし、おてんとうさまは見ているぜ~
先の参院選の公選法違反で3名の逮捕者がでました。
天網恢恢疎にして漏らさず!
取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。