共産・宮本岳志「オウム事件でさえ死者２９名、豪雨災害はもっと多い！絶対に安倍内閣の命取りにする！」

2018年7月10日政治・社会

日本共産党の宮本岳志衆院議員は８日、一連のオウム事件での死亡者と豪雨災害の犠牲者数を比較し「この問題は、安倍内閣の命取りになるであろう。いや絶対に命取りにしなければならない！」とフェイスブックに投稿した。

死刑を執行したオウム真理教事件でさえ、一連の事件で死亡したのは29人（ 殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名）であった。

今回の災害では今日までに80人の方が尊い命を落とし、9人の方が心肺停止、依然として80人の方が行方不明だ。万死に値するではないか。この問題は、安倍内閣の命取りになるであろう。いや絶対に命取りにしなければならない！冷たい濁流に呑み込まれ、泥水に埋まって、無念にも命を落としていった、すべての犠牲者の名において！
出典：宮本たけし議員フェイスブック
※7月10日　こっそり削除して逃亡

オウム事件で亡くなった犠牲者と豪雨災害で無くなった犠牲者は比較できるものだろうか？
比較してオウム事件のほうが軽いと言っているのか？

災害を政局に利用する愚劣さ

一見、これは勢いで書いた失言の類ともとれるが、編集履歴を文章比較ソフトで検証してみるとご丁寧に修正をしていることがわかる。本気で書いている。

この未曾有の豪雨災害において、政府の対応を急がせるための批判は必要なことだが、オウム事件の死刑執行まで絡めて「絶対に命取りにしなければ」と息巻く神経は全く理解できない。宮本議員は先日も「地獄を見せる」などと凄むような投稿を行っているが、今回は多くの人命が失われており「命取りにする」は到底容認できない暴言である。

日本共産党はこれだから暴力革命を堅持しているとして公安にもマークされるのだ。本来、災害発生時には頼るべき国会議員が何か暴力的な騒動を起こすのではないかと不安にさせるような言動は厳に慎んでいただきたい。

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