共産・宮本岳志が謝罪「オウム事件の犠牲者数と豪雨災害の犠牲者数を並べ論じたのは極めて不適切な誤り」

政治・社会

共産・宮本岳志が謝罪「オウム事件の犠牲者数と豪雨災害の犠牲者数を並べ論じたのは極めて不適切な誤り」

日本共産党の宮本岳志衆院議員は13日、フェイスブックの不適切な投稿について謝罪した。
同議員は8日、一連のオウム事件での死亡者と豪雨災害の犠牲者数を比較し「この問題は、安倍内閣の命取りになるであろう。いや絶対に命取りにしなければならない!」とフェイスブックに投稿し、批判を浴び投稿を削除していた。

 私がこの間、このページに書いた記事において、「オウム事件」の犠牲者数と、豪雨災害の犠牲者数を並べて論じたことは、極めて不適切な誤りでした。オウムの事件の犠牲者の方々ならびに災害で尊い命を落とされた方々と、そのご遺族の皆様のお気持ちを深く傷…

宮本たけしさんの投稿 2018年7月12日木曜日

参考:共産・宮本岳志「オウム事件でさえ死者29名、豪雨災害はもっと多い!絶対に安倍内閣の命取りにする!」

やっぱり党は責任を取らない

8日に問題の投稿、10日には当サイトが記事で取り上げたことで批判の声が上がり同日中に削除している。削除から3日も経っての謝罪には疑問が残り、災害を倒閣運動につなげようとしたことに対する謝罪の言葉は見当たらない。問題は災害に乗じて内閣打倒を画策し「命取りにしなければならない!」という部分だろう。
宮本議員は先月にも「よろしい!とくとお目にかけよう。この世の地獄というものを体験させてあげよう!」と物騒な言葉で内閣をけん制し問題視されていた。

この宮本議員の謝罪文で最も"共産党らしい"のは「このような主張は日本共産党の政策や立場とも相容れず、深く反省しています。」と、あくまで党が絶対で、党は間違いを犯さないという無謬性が滲み出ているところだ。党員どころか現職国会議員が過ちを犯しても絶対に党の中央委員会は責任を取らず、感知した素振りすら見せない。
無論、今回の件で志位和夫委員長や小池晃書記局長の責任問題にもならないし、知らなかったこととして流される。それが日本共産党というものなのだ。

関連:共産・宮本岳志「オウム事件でさえ死者29名、豪雨災害はもっと多い!絶対に安倍内閣の命取りにする!」
関連:共産党・宮本岳志「よろしい!とくとお目にかけよう。この世の地獄というものを体験させてあげよう!」

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