福山哲郎さん「審議拒否なんかしてないですよ」涙声で官僚の誤字脱字と報道を批判、自己正当化

政治・社会



 25日の参議院予算委員会で質問に立った立憲民主党の福山哲郎幹事長が、野党の審議拒否を報じたマスコミへの不満を漏らし、官僚の作る法案資料に誤字脱字などが多いことが原因だとして「審議拒否なんかしてないですよ」と訴える場面があった。福山氏の声は裏返り、涙声のようになっていた。

選挙の準備で休みたいだけ

 国会でクイズのような質問を繰り返したかと思えば、今度は「間違い探し」を始めるのか。深夜早朝までの残業を強いておいて、疲弊する官僚のミスを叩いて国会をサボろうとする。4月の補選だけでなく解散も近いと噂され始めたことで、国会審議よりも票固めに時間を割きたいのだろう。

 福山幹事長だけでなく、安住淳国対委員長も審議拒否との報道に「何十年も前からの常套句」と不満タラタラだが、国対委員長である自分が「審議に応じない」と与党に伝えたのだからマスコミも"審議拒否"としか書けないだろう。何十年も前の常套句となっているのは、この20年間で民主党勢力がそういう国会対応を行ってきたという証左だ。

 法案の資料に誤字脱字があったとしても、それがミスであることに気が付いているのであれば審議は可能だ。ただ国会を休んで選挙の準備がしたいだけなのはバレバレで、いい大人が国会で声を裏返してまで言い訳するのは本当に見苦しい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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