【動画】予算委員会の審議拒否は前日から計画！立憲・福山幹事長が会見でうっかり漏らす→記者に突っ込まれ認める

2020年2月14日政治・社会

　12日の衆議院予算委員会で安倍総理が「意味のない質問だよ」と辻元清美議員にヤジを飛ばしたとして、13日に予定されていた予算委員会は野党の反発で開かれず、17日の集中審議で総理が謝罪することを与野党国対が合意した。
　立憲民主党を中心とした野党は、審議拒否ではなく13日朝から協議中だと説明していたが、これは大嘘である。実際は12日の委員会終了後には野党の幹事長書記局長会談が翌朝9時30分にセッティングされ、そこで対応を協議すると立憲民主党の福山哲郎幹事長が12日の定例会見で明かしている。

　13日の予算委員会は朝9時開議予定であったのに、前日の時点で野党の協議は9時30分から。最初から9時の開議に間に合わないスケジュールを組んでいるのだ。サボる気満々じゃないですか。

東京新聞記者に突っ込まれ認める

　福山幹事長としては通常の予定を冒頭で述べたつもりなのだろうが、この矛盾を記者は見逃さなかった。東京新聞の記者が「9時30分から会談ということは、9時からの予算委員会に野党は応じないということか？」とツッコミを入れたのだ。
　これに対して福山幹事長は困惑したような表情で「今の状況で委員会が開けるような状況にないでしょう」と答え、この時点で翌日の審議拒否が決まっていたことを事実上認めた。

　安倍総理の些細なヤジに過剰反応した様を見る限り、最初から週末金曜日の審議拒否で3連休をとる算段だったものと思われる。本当に委員会を大切に考えていたなら、安倍総理のヤジがあったとしても翌日の開会までに謝罪を求めて与党国対と協議したはずだ。それをせずに翌日の開会時間より遅い時間から野党だけで協議を予定しているのだから言い訳はできまい。

　ちなみに13日の朝8時45分に与野党の国対委員長会談が行われているが、これは与党側が求めたものであり最初からサボる気満々だった野党にすればイレギュラーの会談だ。

　新型コロナウイルスへの対応が重要となるこの時期に、辻元清美議員が侮辱されたと委員会を拒否してサボるような国会議員は全員辞職してほしいものだ。

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