
共産党のアイドルユニットが大炎上しています。
藤林あみ品川区議予定候補が22日にXで、日本共産党を応援するアイドルユニット『Party☆Commu!』を発表しましたが、これまで共産党はこの手のアニメ女性キャラを性的搾取として批判を展開し、自治体や公的機関とのコラボにまで矛先を向け、関連イベントを性の商品化として中止を求めてきた経緯からダブスタを指摘されています。

さらに、このアイドルユニットには作画・マンガ担当とプロデューサーがいるとされていましたが、AIで生成されているのではないか?と疑惑の目が向けられました。作画担当とされる女性とは作風が全く異なるもので、決定的だったのは青担当のキャラが持つ「資本論」の本の文字が「木」になっていることから、AI特有のハルシネーションも確認できます。
アイマス系に酷似?AI生成を認める
こういうアイドルユニットを生成するプロンプトを打てば、アイドルマスターシリーズや女性アイドルを題材としたアニメの作画に引っ張られるのは当然で、著作権の問題など共産党を含め国会でも問題視されています。ちなみに、今回の画像をGoogleで検索にかけると、アイドルマスター関連が一致する画像としてズラリと並びます。これは要するに、この画像を生成するにあたってAIがアイドルマスターの画像を学習していて、類似するものと判定されているということです。
事前にシルエットで予告する手法なども、AIだけでなくプロンプトを打った本人が類似するアニメやゲームを強く意識していたことの表れでしょう。散々とAI疑惑を突っ込まれた藤林さんは結果として投稿を削除し、作者とされた「みちよ」さんはAIで生成したことを認め謝罪をしています。
【Party☆Commu!のAI使用イラストについてのお詫び】
藤林あみさんが昨日投稿されたバーチャルアイドルのイラスト(現在は削除済み)は、AIを使用しておりました。普段とは作風の違うものを作りたいと思い、衣装はあみさん所有の実物を基に、顔立ちや髪型、体格まで細かく設定したので、オリジナル性を保てていると安易に考えてしまいました。
背景作成などのAIアシストに慣れすぎたためかもしれません。ご指摘を受けて、改めて調べたところ、AIはすでに無断で多くのクリエイターの作品を学習し利用しているため、AIを使うこと自体が作品盗用になっている可能性が高いということを知りました。認識が全く欠けており、この点を深く反省して、心からお詫び申し上げます。
日本共産党は、クリエイターの方々の権利を強く保護する立場で、私も党員としてその方針を守り、今後は100%手描きのオリジナル作品を製作し、応援コンテンツにして行きます。
Ema様(@emausade)はじめ、AI使用の問題点を指摘してくださった方々、ありがとうございました。
— みちよ (@Ryp9qofEYVX6rNa) October 23, 2026
さすがに政治利用するキャラでAIはNGでしょう。普段から政治的な漫画を描いて共産党に関わっておいて、この言い訳は苦しいと思います。
作者が既存のキャラをAIが学習していたことを認めた一方で、藤林あみさんは自分のオリジナルのアイデアであると主張しています。
【Party Commu!について】
「Party Commu!」に多くのご意見をいただき、ありがとうございます。
まずお詫びと訂正です。AI使用に関しては、作画担当の者から謝罪があった通りです。誤解を招く表記になってしまい、申し訳ありませんでした。
この5人は、みちよさんと何度も話し合いながら作ったキャラクターです。ひとりひとりにはストーリー(背景)があり、日本共産党と出会ったことで希望を持ち、その気持ちを歌に込めて応援したい…という思いで始まるプロジェクトです。衣装には、私がかつて歌手として舞台に立っていたときの衣装を落とし込んでいます。政治を「難しくて遠いもの」から「明るく、身近なもの」にしたいという想いを込めた、大切な存在です。
「スカートが短い」「似たような若い女性ばかり」「これまでの主張と矛盾しないか」といったご指摘にも、うなずける部分がありました。ジェンダー平等を掲げる者として、真剣に受け止めます。
今後は生成AIを使わずに描き直し、メンバーの描き方や多様さも見直したうえで、改めてお披露目します。
批判してくださった方も含め、政治に関心を持つきっかけになれたら嬉しいです。
品川地区委員会 藤林あみ
— 藤林あみ/日本共産党/品川区議予定候補 (@fujibayashiami) October 24, 2026
うっかり文章の中に「衣装を落とし込んでいます」とプロンプトを打ったことを認めるような内容があります。話し合いの中でアイデアとして落とし込んだのであれば、素案から書き下ろしたキャラの設定画が存在するはずなのですが、素案からいきなり決定稿が納品され制作過程を知らなかったというなら、それは最初からAIを利用する算段だったということでしょう。
昭和55年生まれのアイドル
いろいろとツッコミどころがあり過ぎて、どこから解説していいか迷いますが、まずこのアイドルユニットを発案したと思われる藤林あみさんとは何者かということです。
職業は昭和歌謡を歌う懐メロアイドル歌手で「白雪ありあ」として活動しているようです。平成世代の若者が昭和歌謡を歌うのは需要もあると思うのですが、政治家としてのプロフィールを見ると1980年生まれとなっていますが、昭和55年なのでバリバリの昭和世代でした。昭和生まれが昭和の歌謡曲を歌うというごく普通の設定です。
あとは「トーイツ戦線」という政治家を中傷し、高市総理の秘書がステージ4の癌であることを揶揄する音楽ユニットを組んでいましたが、いつのまにかメンバーから名前が消えています。選挙で誹謗中傷の歌詞を指摘されることを恐れたのでしょう。
共産党は党員が老衰によって亡くなって党員数が減少するという課題もあって、近年では若年層の党員を獲得するために候補者のアイドル化や、ただインナーカラーで髪を染めただけという候補が散見されますが、これが悉くダサくて古臭いステレオタイプで評判もあまりよろしくありません。
この藤林さんは昭和55年生まれながら職業はアイドルということもあって、予定候補としてのキックオフ集会を「デビュー集会」と称して開催をしたわけですが、参加者の後ろ姿を見ても若者らしき人は一人もいません。さすがにお爺さんも騙せないと思うんですが。
【10.12 藤林あみデビュー集会】
今日は品川区内、区外(都外)から、100人を超えるたくさんの人たちに参加していただき、心より感謝申し上げます。
鈴木ひろ子区議を始めとする、多くの方からの応援メッセージや、私の決意、ひろ子さんとのトークショーなど盛り沢山な内容で、あっという間の2時間でした。
ひろ子さんからしっかりとバトン💐を受け取りましたので、これからさらに熱い気持ちで頑張りたいと思います。皆さんの応援も、引き続きよろしくお願いいたします!
— 藤林あみ/日本共産党/品川区議予定候補 (@fujibayashiami) October 12, 2026
結論から言ってしまうと、若者受けを狙ってくる年配ほど若者に嫌われるわけです。若い人たちはこういうの好きなんでしょ?みたいなノリがウザがられるわけです。
アイドルユニットの問題に話を戻しますが、AIによる既存のキャラとの類似点の他に、支持者らからは「スカートが短い」「肌の色に多様性がない」という相変わらずのアニメやゲームに対する偏見が元になった意見が多かったようです。削除して一から作り直すという理由もこういう意見が内部からあったというのが大きかったようです。
そもそも共産党支持者はかわいい系の女性キャラそのものを批判しているので、その人たちを納得させるようなアイドルキャラなど設定のしようもないでしょう。無理にそういう声に応えようとしても、藤林さんがこれまでやってきたアイドル活動そのものを否定することになって、自分の首を絞めることになってしまいます。
ミニスカートに関しても、これは女性に求められた規範や画一的なもの「抑圧からの解放」として1960年代にイギリスのデザイナーが広めたものです。女性は短いスカートをはくなというのは前時代的な男社会の主張であって、これに屈するというならばアイドル活動など最初からやらなければいいわけです。
それもこれも共産党がこれまで、アニメやゲームのキャラクター文化を否定し、性的搾取として批判を展開してきたことが仇となっているわけです。それでいて女性であることや若者であることを殊更に強調するという、有権者をなめきって小手先の戦略ばかり打ってきたことが矛盾として表面化したのが今回の炎上劇でしょう。
オリジナルのアイドルユニットを創作するのも結構だし、予定候補者が46歳のアイドルであることも大いに結構。問題なのは著作権や他の作品との類似性を無視すること、高齢党員と比較して46歳が若いという発想が、20代30代からはドン引きされているということ。


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