共産党・宮本徹議員への懲罰動議、維新・足立康史議員が提出 予算委公聴会で公述人の原英史氏批判を問題視

2022年2月17日政治・社会

　日本維新の会の足立康史衆院議員は17日、共産党の宮本徹衆院議員への懲罰動議を衆議院に提出した。15日の予算委員会公聴会で、公述人として招かれた株式会社政策工房代表取締役の原英史氏の発言と、招致した維新を宮本氏が質疑中に批判したことを問題視したものだ。

本日、私が提出者となって、共産党の宮本徹議員を懲罰委員会に付するの動議を衆議院に提出しました。引き続き、原英史氏の名誉回復と規制改革・構造改革の推進に力を尽くしてまいります！

懲罰動議https://t.co/HZIdwKUqCW
共産党に手交した抗議文https://t.co/3QmeiHqgUahttps://t.co/KNvN2WwQ8k https://t.co/GiKWPML7tN pic.twitter.com/VJP4k8WWp8

— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) February 17, 2022

共産党は正当性を主張

　公述人として招かれた原氏の発言は「国会内での誹謗中傷」というテーマであり、自身が被害に遭った経験をもとに国会改革を訴えたものであったが、これを宮本氏が「自らの抱える案件について私的な反論をとうとうと述べられた」などと批判した。

　懲罰動議が提出された宮本氏は、穀田恵二国対委員長とともに会見を開き、自身の正当性を主張し改めて原氏の発言を批判している。

　原氏を犯罪人と断定して所管省庁の官僚を吊し上げた共産党としては、裁判で潔白を証明した原氏が国会で発言すること自体が気に入らないのだろう。こういう体質が、中国共産党と同一視される所以であることを自覚したほうがいい。

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