【動画】共産党の宮本徹議員、野党合同ヒアリング被害者の原英史氏を公聴会で批判、異例の公述人攻撃を理事会も問題視

政治・社会



 15日に開かれた衆議院予算委員会公聴会で、公述人として招かれた株式会社政索工房代表取締役の原英史氏を、日本共産党の宮本徹衆院議員が質疑中に批判する場面があった。

 原氏は国会内での誹謗中傷や野党合同ヒアリングのをテーマに、自身の被害体験と訴訟について述べていた。これに対して宮本議員は「原公述人からの公述は、自らの抱える案件について私的な反論をとうとうと述べられるということでありました。予算委員会の公聴会の在り方としてふさわしいのかという点で言えば、私は甚だ疑問であるということを申し上げておきたいと思います。推薦した会派の責任も問われるとうことは申し上げておきたいと思います。」と批判した。

お詫び:動画内での原氏の会社名を誤って「製作工房」と表示していますが、正しくは「政策工房」です。動画の修正ができませんのでYouTubeの詳細欄で訂正しました。関係者にお詫びいたします。

理事会でも問題視される

 公述人として招かれた人物に対しては委員会の冒頭と最後に、委員長が立ち上がって謝辞を述べるなど礼節をもって迎えられている。委員が公述人を批判するなどあってはならないことで、理事会でも問題視されているようだ。


 原氏の公述は、免責特権で罪に問われない国会内(院内)での誹謗中傷が議事録に残り、後世まで名誉が傷つけられるというテーマであったにもかかわらず、またこうやって罪のない人を批判する宮本議員の振る舞いは常軌を逸している。野党が原氏を犯罪人に仕立て上げ官僚を吊し上げた「疑惑」は裁判でも否定され、すでに決着が付いているのに野党国会議員がそれを受け入れない。

 共産党政権が樹立されれば、政府や法よりも党が上に立つという構図が見え恐ろしい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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