【動画】維新・音喜多駿議員「大きな声で官僚を追い詰める野党合同ヒアリングは国民にとって有益か?」本会議で指摘

政治・社会

 日本維新の会の音喜多駿議員は5日に開かれた参議院本会議で、維新以外の野党が官僚を呼んで頻繁に開催する野党合同ヒアリングについて「ネット中継付きで時に大きな声で官僚を追い詰める"野党合同ヒアリング"なるものは、はたしてお互いにとって国民にとって有益なものであるかどうか考えるべきだ」と官僚の働き方改革を阻害するやり方に疑問を呈した。

官僚を人として扱わない特定野党

 野党共同会派と共産党が行う「野党合同ヒアリング」に関しては、官僚の業務を圧迫し精神的に追い詰めているという指摘が以前からあった。官僚を呼びつけ「宿題」と呼ばれる課題を提出させ、気に入る答えでなければ罵倒され、その様はネット中継され視聴する野党支持者が官僚の人権を無視するようなコメントを大量に書き込むという悪趣味な仕組みだ。

 日本維新の会では官僚の負担を軽減するために、委員会質問の通告と要旨を早めに提出しネットで公開する方針を取っている。自民党も女性局と青年局が中心となって質問通告時間と内容を公表するよう働きかけている。
 一方で野党共同会派と共産党は、与党とは質問の意味が異なるとして、維新や自民の動きには同調していない。野党が委員会前日の夕方以降に不明確で幅広い質問要旨を提出してくるため、官僚は深夜から朝までの残業をしながら答弁書を作成している。昨年にこの問題がクローズアップされたが、野党には官僚に対する思いやりも反省も感じられない。
 官僚は国会会期中、連日に渡り長時間残業を繰り返しているが、そこへ加えて野党合同ヒアリングでの資料要求と「宿題」が出されるため、官僚は疲弊しきっている。

 労働問題を盛んに取り上げる左派政党が、官僚の働き方改革に無頓着とは情けない。これが特定野党のダブスタというやつなのか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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