【立憲で内紛】枝野さん激怒「野田よ、俺は媚中じゃない!」野田代表「媚中派は岡田克也さんの間違いでした」【KSLチャンネル】

立憲民主党の枝野幸男さんが野田佳彦代表の発言にご立腹です。
枝野さんが不快感を示しているのは、5日に党本部で開かれた新年仕事始め式での野田代表の発言で「まだ『増税派の野田佳彦』といわれているし、媚中派の最高顧問もいるし、態度の悪い幹事長もいる。あらゆる面で迷惑をかけている」という内容です。
参考:立民・野田代表、首相と対決姿勢鮮明 「増税派」「媚中派の最高顧問」 ネット評価に自虐 – 産経ニュース
これを報じた産経新聞の記事をXで引用した枝野さんは、自分は媚中派ではなく親台派であると反論しています。
野田代表の「媚中派の最高顧問」という発言は、最高顧問が私一人である以上、私を指した発言になるかと思われますが、代表の勘違いか言い間違えと思われます。私は、長年にわたり、故李登輝総統をはじめ台湾の皆さんと親しくさせていただき、立憲民主党やかつての民主党で、党の台湾議連役員を務めてき…
— 枝野幸男 立憲民主党 埼玉5区 衆議院議員 (@edanoyukio0531) January 5, 2026
媚中派は岡田克也常任顧問
これは双方に勘違いがあるようですが、野田代表の「媚中派の最高顧問」というのは枝野さんではなく岡田克也常任顧問のことでしょう。最高顧問と常任顧問を間違えているわけです。高市総理の台湾有事発言を引き出したことで岡田常任顧問への批判がネット上にあふれていることから、それを自虐的に発言したものと思われます。
発言の趣旨は、立憲民民主党がネット上で厳しい評価を受けていることを念頭の置いたもので、野田代表の真意ではなく、あくまでネット上でどう評価されているかということを自虐的に紹介したものです。そのなかで、誤ったネット上の評価として「増税派の野田佳彦」「媚中派の最高顧問」「態度の悪い幹事長」としているわけです。
野田代表に関しては2012年に消費税の段階的引き上げを決めた時の総理で、現在は財政規律派の立場を取っていますが減税に対しては極めて慎重な態度であることから、消費減税の対極として増税派と揶揄されています。
安易な国債発行に頼って消費税廃止を訴える人たちや、ネット上でのラディカルな言説を展開する減税派の反応など野田代表はあまり気にしていないようですが、党内にも消費減税を訴える議員も一定数いるので、実現しないのは野田代表が反対しているというロジックが成り立っています。
こういった減税議論に関しては、枝野さんも2021年の衆院選で「時限的に消費税率を5%に減税する」ことを公約に掲げて選挙戦を戦い敗北したことで、翌年には「間違いだった」と発言し物議を醸しています。さらに昨今の党内における減税ブームに関しては「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党を作ってください」と発言し、真っ向対立しているので、本来「増税派」と呼ばれるのは野田代表ではなく枝野さんなのかもしれません。
次に「媚中派の最高顧問」に関しては間違いなく「媚中派の常任顧問」の言い間違いで、岡田克也常任顧問のことでしょう。予算委員会で高市総理に台湾有事について執拗に質問したことで、この意図が中国の台湾統一に対して日本は関知しないという言質を取ろうとしたのではないかと疑われています。直後に中国国内に岡田一族が経営するイオンの大規模店舗がオープンし、これには高市発言の影響が及んでいないことから、さらなる媚中派との疑いが強まっています。
実際に中国共産党で対日工作を行う部門のトップと面談し「個人としてさらに交流を深めたい」とコメントをするなど、本人に自覚は無くとも中国側からすれば使いやすい駒と思われてるのでしょう。
枝野さんは代表時代の2021年に中国共産党創建100年の記念日に、祝意を伝えるメッセージを送ったことで批判されたことがありますが、これは儀礼的なものだったようで、台湾支持の新台派であることは間違いありません。
枝野さんは党内では左派グループに所属はしていますが、その一方で中国嫌いでも有名で、2010年の尖閣諸島中国漁船衝突事件の時も講演会で「中国との戦略的互恵関係なんてありえない。あしき隣人でも隣人は隣人だが、日本と政治体制から何から違っている」と発言しています。
さらに同じ講演会で「中国に進出している企業、中国からの輸出に依存する企業はリスクを含めて自己責任でやってもらわないと困る」「中国は法治主義の通らない国だ。そういう国と経済的パートナーシップを組む企業は、よほどのお人よしだ」とも述べています。これは中国の顔色ばかり窺う当時の菅直人総理に対する皮肉もあったものと思われます。
参考:中国は「あしき隣人」「法治主義通らぬ」 講演で枝野氏 – 尖閣諸島問題:asahi.com(朝日新聞社)
今回の反論の中にも「北京政府」という呼び方について触れていますが、この呼び方は台湾を含めて一つの中国という中国政府の見解に反し北京、香港、台湾のそれぞれの統治機構を区別する呼び方でもあることから、日中国交正常化以降は使う人も少なくなっていましたが、枝野さんは1998年の法務委員会以降、繰り返し「北京政府」という呼称を使っています。ある意味で筋金入りの親台派と言えるのかもしれません。
最後に「態度の悪い幹事長」に関しては事実ではないでしょうか。安住淳幹事長の態度の悪さは昔から有名で、特にメディアに対する対応は高圧的で乱暴です。国会内の会派控室に新聞各紙の政治面を貼り出して「出入り禁止」「論外」などと評価を書き加えるという問題も起こすなど、傲慢で常に自分の立場を上に考えるという性格です。
昨年は予算委員長として身内にも厳しい委員会運営が絶賛され、保守系からも高い評価を受けましたが幹事長に就任してからは、以前と同様に外部に対しての態度の悪さが復活しています。
当然ながらの代表としては、こういった評価に対して「その通りです」とは言えないわけですが、かといってむきになって反論するのも大人げないので、自虐を交えながら、こういう表現になったのでしょう。
逆に枝野さんの反論は大人げないもので、なんとなく言い間違いであったことを認識しながら、衆人環視のSNSで公然と党代表を元代表が批判するという救いようのない状況を作っています。
何人かの支持者が勘違いであることを指摘していますが、枝野さんはリプライを読まないタイプのようで未だに削除されていません。結果的に「媚中は岡田だろう」などというリプライが数百件も寄せられるお祭り状態となっています。
野田代表が6日に記者団に「常任顧問だった」と訂正して、枝野さんではないということが確定したようですが、拡散の場所と訂正の場所が違うと意味が無いし、立憲民主党の情報発信のマズさはもはや末期症状レベルです。
こうやって自分たちで燃料を投下しておいて、大量の批判リプライは「不自然だ」とか「クラウドワークスの工作に違いない」と陰謀論で片付けようとするのが立憲民主党議員の間では流行っているようですが、原因は自分たちにあるということを自覚しない限りSNS対策もなにもあったものではありません。
2023年当時の泉健太代表が「立憲民主党議員の全員がTwitter辞めたら支持率が上がる説もありますね」と発言して話題となりましたが、本当に立憲民主党はSNSの効果が悪い方向にしか働いていません。









































