暴言に激怒!れいわ新選組「拉致問題発言は中世の仇討、撤回しろ」茂木大臣「拉致を人道問題じゃないという方がおかしい」【KSLチャンネル】

また、れいわ新選組が拉致問題で暴言です。
れいわ新選組の上村英明議員が5日の衆議院拉致問題特別委員会で、茂木敏充外務大臣が「13歳の少女が拉致をされた、何らかの罪があるんでしょうか?」と参議院で発言したことを「あたかも中世の仇討のよう」と批判し撤回を求めています。
この「中世の仇討」という表現が何を意味するのか、質疑動画のあとに解説します。
中世の仇討とは何か?
上村議員が撤回を求めているのは、先月28日の参議院拉致問題特別委員会で、れいわ新選組の伊勢崎賢治議員が朝鮮学校の高校無償化を政府に求め「子供には罪は無い」と発言したことに対して茂木大臣が「じゃあ、13歳の少女が拉致された、何らかの罪があったんでしょうか?私は全くないと思う」と反論したことです。
この発言を上村議員は「あたかも中世の仇討のような意味」と批判しているわけです。茂木大臣が憤った「13歳の少女」とは新潟県で中学校から下校中に拉致され北朝鮮に連れ去られた横田めぐみさんであることは上村議員も分かっているはずなのに、すでに殺害されている前提で「仇討」という言葉を使っているわけです。北朝鮮が寄越した偽の遺骨を信じ救出ではなく仇討の対象だと表現しているのは看過できません。
上村議員のいう「中世の仇討」とは、江戸時代に仇討が法制化されるより前の鎌倉時代に、御成敗式目で仇討が禁止されている中で決行された「曽我兄弟の仇討」を指しているのでしょうか。
曽我兄弟の仇討が、幼少期に父親を殺された仇を18年の歳月をかけて成人後に討って成就するという話です。茂木大臣が48年前に拉致された横田めぐみさんの仇を口にしていると揶揄しているなら許せません。
また曽我兄弟の仇討には政治的な陰謀説もあって、そういうことまで含めて中世の仇討と言ってるならもう救いようがありません。
上村議員は何を思って「13歳の少女が拉致された」という人権問題に憤る茂木大臣に、中世の仇討という不適切な表現で批判し撤回を求めているのでしょうか?
そもそも拉致問題解決のための特別委員会で、朝鮮学校の高校無償化を求めた伊勢崎議員が間違っているわけで、茂木大臣からの反論に対しては伊勢崎議員も「それについては意義はありません」と質疑を絞め括っています。
政府認定の拉致被害者で最年少の横田さんが13歳で連れ去られて帰ってきていないのに、それを朝鮮学校の高校無償化問題を天秤にかけるようなことをされて茂木大臣が怒るのは当然です。参議院拉致問題特別委員会での、れいわ新選組の不適切発言であったのに、それに反論した茂木大臣に対して今度は同僚議員が衆銀らちもん第特別委員会で蒸し返して撤回を求めるなど、組織としてどうかしてます。
この問題を指摘した私のSNSには、れいわ新選組の支持者が群がって朝鮮学校の無償化を求める投稿を繰り返していますが、国家ぐるみで誘拐犯罪を犯すような国が、在日同胞の高校を無償化したくらいで態度を改めると思ったら大間違いです。
日本は食糧危機に苦しむ北朝鮮への人道支援として2000年に米を50万トン送っていますが、2002年に5人の被害者が帰国して以降は他の拉致被害者は北朝鮮に留められたままカードにされ、日本が全員の一括帰国を求め交渉が難航すると偽の調査結果を寄こし、さらミサイル実験と核開発で恫喝してきた挙句「拉致問題は解決済」と言ってくる始末です。
拉致問題が進展しないから、20年以上前に失敗したことをもう一度繰り返せという人たちは、基本から勉強し直しましょう。勉強しても尚、同じことを言う人間は北朝鮮の代弁者です。









































