【検証】特定か?福島除染土の質疑中「早く質問を」立憲議員が福島県民の前でヤジ、音声を比較してみると・・・【KSLチャンネル】

犯人は誰でしょう?
2日の参議院環境委員会で、自民党の森まさこ議員が福島の除染度処理について発言中、立憲民主党の議員が「早く質問なさってはいかがですか」などと複数回ヤジを飛ばし、これに対して無所属の寺田静議員が「傍聴席に福島の皆さんもいる中、同じ東北の人間としていたたまれない気持ちになった」と苦言を呈しています。
ヤジの主は誰なのか?音声を増幅した動画で検証してみました。
声を比べてみると?
委員会中継を見ているときには気が付かなかったわけですが、産経新聞が取り上げたことで改めて確認すると「早く質問なさってはいかがですか」など2回のヤジが確認できます。
森まさこ議員の質疑部分は音声編集ソフトで増幅していますが、ヤジそのものは特に妨害する意図や汚い言葉ではないようです。しかし、森まさこ議員は傍聴に来ていた福島の方々の気持ちを代弁し、除染度処理のために苦労した人たちの思いを語っている場面でのヤジということで寺田議員が苦言を呈していたことが分かります。
ヤジの主は誰なのかというのが気になるところだと思いますが、産経新聞によると立憲民主党の同じ議員であると出席した委員が証言しているようです。立憲民主党の男性委員は水岡俊一議員と長浜博行議員の二人です。寺田議員は「傍聴席から」と発言していますが、おそらくこれは委員席の間違いです。
単純に声を聞いてみると水岡俊一議員のように聞こえます。水岡議員は取材で名刺交換した程度で、あまり詳しく存じ上げませんが声は高いほうです。一方の長浜博行議員は比較的声の低い方で、福島第一原発事故の一年半後に環境大臣に就任し、原発事故の収束及び再発防止担当大臣と内閣府特命担当大臣で原子力防災も担当していたので、福島の方の前でヤジを飛ばすとは思えません。
両者の国会での発言を比べてみましょう。
やっぱり水岡議員の声が近いように聞こえます。私自身が音声の編集や簡単な解析はできる一方で、軽度の難聴で特定の音域を聞くことができず常に激しい耳鳴りもあるので自身は無いですが皆さんにはどう聞こえますか?
口調からしても日教組出身の水岡議員らしい感じが出ています。午前中の質疑を見返しても傍聴席には議員の姿は確認できず委員のみで、ヤジに対する森まさこ議員の視線の先が立憲民主党の委員席なので間違いなさそうです。
ヤジの内容は質問を促すものですが、森まさこ議員は与党の筆頭理事で自身が福島県いわき市出身ということもあり、質疑のトップバッターとして福島の除染度処理の経緯と現状を説明している最中です。福島県からの傍聴者にも向けた説明の最中に、質問を促すヤジは不適切です。
おそらく寺田議員が指摘しなければネット中継で視聴している人にはわからなかったと思いますが、福島県から傍聴に来た方々には確実に聞こえていたので、同じ国会議員として恥ずかしかったのでしょう。
繰り返される立憲の炎上
立憲民主党では高市総理の所信表明演説で、開始前から執拗に野次を飛ばした1年生議員が問題視され、先日は同党の鎌田さゆり議員の質疑中の態度が悪すぎて大炎上、さすがにこれで野党も監視されているということが分かるはずなんですが、何も学ばなかったのでしょうか?
国会でのヤジで最悪だったのが、民主党政権時に中井洽元国家公安委員長が、議会開設120年記念式典で当時の天皇皇后両陛下の着御を起立して待っていた秋篠宮文仁親王に対して「早く座れよ、こっちも座れないじゃないか」とヤジを飛ばす前代未聞の不敬をやらかしています。中井議員は「副議長らに言った」と言い訳しますが、予定では親王妃と議員は先に着席する予定であったのにその通りに進行しないことに愚痴ってことを認め、それが皇族に向けての発言であったことは間違いありません。
この民主党の特殊なイデオロギーを引き継ぐ立憲民主党ですから、福島からの傍聴者の前でヤジを飛ばすことなど朝飯前なんでしょう。
高市総理にヤジを飛ばした1年生議員も、質疑中の態度が最悪だった鎌田議員も謝罪が遅れたことで取り返しのつかないダメージを受けていますが、今回のヤジも嵐が過ぎるのを待ったことで致命的なことになるんじゃないでしょうか?
指摘されて渋々謝罪するのではなく、自ら名乗り出て謝罪するのが筋ではないでしょうか。










































