立憲民主党・石垣のりこ議員「新型肺炎ウイルスより先に桜を見る会を正さなければならない!」予算委員会で堂々宣言
政治・社会
29日の参議院予算員会の質問に立った立憲民主党の石垣のりこ議員が、中国で拡大する新型肺炎ウイルスの問題よりも「桜を見る会の質疑を優先する」という趣旨の発言を行い物議を醸している。
本来であれば新型肺炎ウイルスの件、また自衛隊の中東派遣など、わが国において、我が国に住む人の生命と財産、そこに直結する問題を質疑したいところではございますけども、わが国の安全の最大の障壁となっているこの政権の公文書管理及び公金管理の杜撰さ、責任感の無さを正さなくてはならないと思います。そのために、この政権の堕落の象徴とも言える桜を見る会について主に質疑をさせていただきます。
この国民の安全を軽視した発言に拍手をしているのは福島瑞穂議員と石川大我議員だけである。
奇をてらうも追及は不発
石垣議員は気をてらい皮肉を言う癖がある。特定の層に向けての「言ってやった」というパフォーマンスのようだが、これといった成果もない質疑に終わることが前国会の委員会でも度々あった。
29日の予算員会でも前述のパフォーマンスから始まったが、肝心の質疑と言えば用意された原稿を演説風に読み上げるだけで中身が薄い。また、閣僚や官僚の答えが不十分であっても、原稿以外の言葉が出てこないので議論が続かず単発の質問を繰り返すのみ。
昨年、嘉悦大学の高橋洋一教授に対して「ファシズム・レイシズム」と中傷投稿を行った際も同じだったが、とにかく相手を見下すような態度で怒らせて訂正も謝罪もせず、その様を支持者に見せて人気を得ようという魂胆があざと過ぎるのだ。
人を人とも思わない態度で、国民の生命・財産よりもパフォーマンスを優先し、全体の奉仕者としてではなく特定の集団に向けて政治をするような議員こそ正さなければならないのではないか。
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