毎日新聞写真部「安倍総理が#募るの意味を資料として準備していた」→野党議員が資料提出したものでした
毎日新聞写真部のツイッターアカウントが、29日の参議院予算員会で安倍総理が「募る」の意味が大きく書かれた資料を用意していたと誤認させる写真を投稿し批判を浴びている。
参院予算委員会で「#募る」と書かれた資料を手にする安倍晋三首相です。「桜を見る会」を巡る問題で、自身の地元事務所が「功績」などと無関係に参加者を募集した疑いに関した前日の答弁について準備したものです→https://t.co/4l1WLg447W pic.twitter.com/wmV7lisZMv
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2020年1月29日
この投稿には、まるで安倍総理が「募る」の意味が分からないかのような中傷コメントが相次いだが、実際には野党議員が質疑用に準備して配布したものであり、3時間後に訂正のツイートが行われた。
https://twitter.com/mainichiphoto/status/1222418264866713600
資料は誰が用意したものか?
29日の予算委員会は当サイトでも中継を行っていたが、写真にあるような「募る」に関する質疑はなかった。桜を見る会を主に追求した蓮舫議員の公開した資料にも該当するものはない。だが、委員会の動画を再度確認すると、立憲民主党の石垣のりこ議員の質疑冒頭でパネルが登場している。
これは、石垣議員が指定したものではなく、隣で補助をしていた議員が誤って掲示したものだが、間違いに気が付きすぐに下げられた。よって、石垣議員が用意したものと断定することはできない。
追記:開き直って本人が自白
実際、今日の質問ではこのパネルを使って、
「これは、募る つのるです、総理、念のためですが、『ぼる』じゃないですよ?」
とやる予定だったんですが、時間がなくて省きました。
時間が欲しい… https://t.co/JtMncU2e2m
— 石垣のりこ (@norinotes) 2020年1月29日
それにしても、毎日新聞の投稿は極めて悪質な印象操作である。指摘を受けても記事を取り下げず、最初の投稿は残したまま再投稿をするという往生際の悪さは始末に負えない。(本記事公開後に削除逃亡)
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