立民・石垣のり子議員が高橋洋一氏を中傷「レイシズムとファシズムに加担するような人物」山本太郎主催の減税研究会欠席理由として投稿
立憲民主党の石垣のりこ参院議員は28日、山本太郎氏らが主催する「消費税減税研究会」を欠席することをツイッターで明かした。欠席の理由として石垣氏は、初回講師に嘉悦大学の高橋洋一教授が招かれていることを挙げ「レイシズムとファシズムに加担するような人物」と評した。
馬淵澄夫さん山本太郎さん主催の消費税減税研究会。初回の講師は、高橋洋一氏とのこと。これから始まるという時に大変残念ですが、当初言明したように私は、レイシズムとファシズムには一切加担しません。よって、レイシズムとファシズムに加担するような人物を講師に呼ぶ研究会には参加できません。
— 石垣のりこ (@norinotes) November 28, 2019
高橋教授からのお問いには答えない
中傷ともとれる批判を受けた高橋教授は、石垣氏の投稿に対し「何を根拠とされているのでしょうか」と問い質すリプライを送っている。
私がレイシズムとファシズムということですが、何を根拠とされているのでしょうか教えていただけますか
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) 2019年11月28日
さらに、減税研究会の終了後に産経新聞の取材を受けた高橋氏は「ツイッターは(国会議員の免責特権が認められない)院外の発信だ。名誉毀損だ」と憤っている。
一方、会合を終えた高橋氏は産経新聞の取材に「どの発言をもってレイシズム、ファシズムなのか分からない。根拠もなく、びっくりする。人権を守る人がこんなことを言ってはいけない」と反論。石垣氏とは面識がないと述べ、「ツイッターは(国会議員の免責特権が認められない)院外の発信だ。名誉毀損(きそん)だ」との見方も示した。
出典:立民・石垣氏が山本太郎氏の減税研究会を欠席 「講師がレイシズムとファシズムに加担」と反発 – 産経ニュース
石垣氏は高橋教授からの問いにも答えず、ツイッターで「レイシズムとファシズム」に関する持論を展開しているが、それが高橋教授に当てはまるという根拠は示されていない。
自民党の和田政宗参院議員は産経新聞の記事を引用し「誰かを名指しで批判するときには、根拠が必要」と石垣氏の投稿に疑問を呈している。
政治家やジャーナリストが誰かを名指しで批判するときには、根拠が必要なはずでは。https://t.co/mpDY3tgv4U
— 和田 政宗 (@wadamasamune) November 28, 2019
現職国会議員ならば研究会に出席したうえで意見を述べればいい。現場での議論から逃げておいて相手を中傷するのは卑劣な行為だ。また、森ゆうこ議員の情報漏洩問題やツイート時刻変造疑惑に関連して石垣氏が高橋教授を嫌悪している節もあり、そういった理由ならば尚悪質だ。
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