
榛葉幹事長が東京新聞の望月記者に激怒です。
11日の共産党・田村智子院長の会見で東京新聞の望月衣塑子記者が、高市総理の陣営が野党中傷動画を依頼したとされる松井健氏が玉木代表とも関係して、落選運動などに関与していたととれる質問を行い、これに国民民主党の榛葉賀津也幹事長が12日の会見で抗議をしています。
当初は望月記者が不在の状況で榛葉幹事長の抗議が始まり、途中から望月記者が参加したため再度この問題のやり取りが始まりました。
望月記者の質問は正直稚拙であったと言わざるを得ませんが、フリーランスの安積明子記者と榛葉幹事長のやり取りは、榛葉幹事長が事実誤認をしている部分があります。
まずは共産党の会見での質問、続いて榛葉幹事長会見の様子をご覧ください。動画のあとに事実関係を整理します。
稚拙な質問で誤解生じる
望月記者の指摘は、京都2区での前原誠司落選運動が警察に見逃されたことで、兵庫県知事選での激しい活動に発展していったという立花孝志氏の証言に基づくもので、ここに松井健氏も関与していたという話です。
2024年9月8日には、この立花氏に資金提供したとされる令和の虎の林氏が「たまきチャンネル」に出演し、玉木代表に落選運動のやり方を相談する場面があり、玉木代表も冗談交じりにその話に乗っているということです。
望月記者はこの問題と、トークン発行やSNSでの批判動画拡散の件を無理筋で結び付けようとしている節があって、そこを事実関係と憶測の区別なく他党の会見で質問という形をとって印象操作されたという榛葉幹事長の抗議です。
この部分は望月記者の不用意な発言であり、そもそも確定していない取材過程で得た情報を表に出してはいけないという、ジャーナリストの倫理に反するものです。
玉木(TMK)トークンの件も玉木代表は松井氏から受動的に説明を受けただけで、これに能動的に関与したという事実もありません。提案すれば乘ってくるかもしれないと松井氏に思われた脇の甘さと軽さがあったのかもしれませんが、提案を受けただけで疑惑とするのは飛躍が過ぎます。
落選運動への言及は事実
一方で、「たまきチャンネル」で落選運動に関する話があったのは事実で、これを2日の代表会見で指摘した安積さんに「印象操作」と不快感を露わにした玉木代表は大人げなかったです。榛葉幹事長も事実確認もせず「玉木はそういう人間ではない」という感情論で安積さんを責めるのは感心できません。
安積さんは「李下に冠を正さず」と言ってるわけだから、これは実際には不正なことは行われていないのに、過去の軽はずみな発言が後々問題になるということを言ってるわけです。それを感情的に「やってません」と返すのは全く話が嚙みあってません。
2024年9月8日の「たまきチャンネル」では、立花孝志氏に資金提供したとされる林氏が、比例議員を連れて国民民主党を離党した絶対に前原誠司を絶対に落選させたいと発言し、どうやったら可能かを玉木代表に相談し「使途不明党をつくって突撃すればいい」と冗談交じりに応えています。
自民党の政治とカネの問題も話題になっていて、玉木代表の個々の発言がなにを指すのか不明な部分もありますが、この林氏に対して「個別に相談したい」「アドバイザーになってほしい」とも発言しています。
玉木代表に関しては会う人に「選挙に出ない」と軽く声をかけてしまうことが指摘されていますが、今回も軽い気持ちで冗談交じりに発言したことが、その後の立花孝志氏の暴走や松井健氏の問題で、ストーリーの中に名前が出てしまうという思わぬ結果を招いているわけです。
避けられない部分もあったかと思いますが、この程度の指摘に代表幹事長が揃って大人げない対応をしているのは政党としてマズいのではいでしょうか。
国民民主党の支持者も、なにやらこの件でブツブツ言ってるようですが、提灯みたいなぬるい質問に慣れ過ぎて、少しでも厳しいことを言われると子供みたいにへそを曲げることこそ異常なことです。
いまだに国民民主党の政治がファン商売みたいな風潮があって、それを記者などの外部にまで「支持か不支持か」を突きつけるような反応はよろしくありません。そもそも記者なんて友達じゃないんだから、いつも優しい言葉をかけてくれると思うのが間違いなんです。


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