共産党活動員から暴行受けたとされる区議に脅しか「即死させても無罪」「実質的に消去」中核派に呼びかけ
日本共産党予定候補者の公職選挙法違反を指摘したところ、男性活動員から脅迫と暴行を受けたとして全治2週間の診断書を公開した田中ゆうたろう杉並区議に対し「実質的に消去すべきである。そうではありませんか、中核派の(実名)さん。」と呼びかけるブログについて、同区議が21日に「共産党の支持者からの脅しが始まりました。」とフェイスブックに投稿している。
関連:【日本共産党】公選法違反指摘され活動員が暴行・脅迫か?被害の杉並区議は全治2週間、刑事告訴を検討中
共産党支持者が中核派に私の殺傷をそそのかしています。
http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-4189.html
共産党の支持者からの脅しが始まりました。
日本共産党の酒井まさえ氏の…田中 ゆうたろうさんの投稿 2019年1月20日日曜日
ブログの主が共産党支持者かどうかは不明であるが、「即死させても無罪」「半殺しにすべきだった」などと過激な文言が記述されており、同区議が脅しを受けたと感じるに十分な内容だ。
※22日、共産党支持者であること、中核派に連帯を呼び掛けたことを認めた
内容は終始デタラメで意味不明
問題の「古本屋通信」は以前から意味不明なブログとして一部で話題になっていた。今回は、当サイトの記事を引用したブログ「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ キンピー問題笑える査問録音公開中 : 杉並は役者が多いw」に対するエントリーであるが、書いている内容はデタラメで公選法の基本も理解しておらず、過激なアジテートが言論の自由として通用すると思い込んでいるようだ。
このブログで呼びかけられている「中核派の(実名)さん」は実在する人物で、4月の杉並区議選に出馬する予定だ。この「実質的に消去すべき」という文言を次期選挙で落選させるという意味と言い訳をしても、その他の「共産党が妨害者を袋叩きにしたのは正当防衛権の発効である。半殺しにすべきであった。」「正当防衛だから、急所を狙って即死させても無罪」などという文言は、相手を畏怖させる目的の記述と指摘される可能性は高い。
公選法に関しては基本的な認識以前の問題で、書いている内容そのものが支離滅裂だ。
それからタスキだが、大抵の場合は黙認されている。クレームが着けば外せばよい。現に外したのである。そもそもタスキはいかなる場合でも合法である。それとも私は選挙に出ないが、タスキをかけてアジ演説をしたら公職選挙法違反?
「黙認されている」と書き始めて「いかなる場合も合法だ」と矛盾したことに自分でも気が付いていないのだろう。合法なら当局が黙認する必要はなく、タスキを外す必要もないはずだが「クレームが着けば外せばよい」と、もう無茶苦茶である。また「私は選挙に出ないが、タスキをかけてアジ演説をしたら公職選挙法違反?」などという一文は、主が公選法を理解していない証左である。単なるアジは「当選せしめる」ものではなく選挙とは関係ない。ただし、これが公職選挙に出馬することを公表していた場合は話は別で、問題の人物は共産党の予定候補として名乗りを上げている。
さらに、別の地域であるが共産党の公選法違反に対する説明テンプレは元党員によって暴露されている。違法性の認識が無ければ説明テンプレなど必要ないはずだ。
共産党の説明テンプレ暴露「選挙活動ではなく赤旗の販売宣伝活動」公選法違反指摘に指導部が言い逃れ指示
その他「党の防衛が摘み出す前に公安委員会のポリが即逮捕するだろう。」などと記述しており、どうやら公安警察と公安委員会を混同しているようだ。公安委員会とは警察庁を管理する組織で、その他の業務は運転免許証の発行や風俗営業・探偵業の許認可などである。さらにここへ選挙管理委員会もミックスさせた致命的な勘違いをしている節もある。
1945年生まれの高齢ブロガーとはいえ、この内容は色々とマズいのではないでしょうか?
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