エリザベス女王死去で共産党・香西氏「ピストルズ聴く朝GOD SAVE THE QUEEN」女王批判の曲、作詞者は「亡くなった際にはかけてほしくない」
イギリスのエリザベス女王が8日夕方(日本時間9日未明)に死去した。訃報を受けSNS上では女王を偲び功績を讃える投稿が相次いでいるが、日本共産党東京都委員会・青年学生部長の香西克介氏が「ピストルズ聴く朝GOD SAVE THE QUEEN」と投稿したことで批判を浴びている。
この曲にはエリザベス女王を政治的に批判する内容が含まれ「神よ、女王を救いたまえ。彼女には人の心などない/白昼夢でも見てるイギリスに未来はない」という一節がある。
ピストルズ聴く朝
GOD SAVE THE QUEEN🎸— 香西かつ介 日本共産党 (@kouzai2007) September 9, 2022
作詞者「亡くなったらかけないで」
香西氏は批判に対して「女王に向けて「NO FUTURE FOR YOU」と歌ったパンクムーブメントもイギリスが生んだ文化、歴史のひとつ。この曲で偲ぶのもありなのでは?」と反論しているが、"God Save The Queen"を作詞したジョニー・ロットンは「亡くなった際にはセックス・ピストルズの“God Save The Queen”はかけてほしくない」としている。
女王に向けて「NO FUTURE FOR YOU」と歌ったパンクムーブメントもイギリスが生んだ文化、歴史のひとつ。この曲で偲ぶのもありなのでは?私は天国でジョン・レノンやシド・ヴィシャスといっしょに歌ってるところを想像しますね。「宝石ジャラジャラ鳴らしながら」
— 香西かつ介 日本共産党 (@kouzai2007) September 9, 2022
エリザベス女王であっても批判の対象となることは、ある意味の表現の自由と尊重しなければならないが、訃報に接してチョイスする曲ではないだろう。香西氏が内心で何を思おうがどんな曲を聴こうが自由だが、これをわざわざSNSに投稿するのは非常識かつ不見識としか言いようがない。
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