共産党・小池晃さん、都構想に賛成した半数の大阪市民に「良識ない」と指摘してしまう

政治・社会

 大阪都構想の賛否を問う住民投票が1日に行われ、結果として僅差で否決された。これを受けて、反対運動を展開してきた日本共産党の小池晃書記局長は「市民の良識ある審判」とツイッターに投稿した。


立憲サイドは賛成派に配慮

 この投稿に対しては、反対に投票した人を「良識ある市民」と賛美する一方で、賛成票を投じた約半数の市民を「良識のない市民」と見下す結果になっているとの批判が寄せられている。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」でも同様の文言が使われており、自分たちの考えに反対する有権者の人権を軽視する党の体質が露呈したようにも見える。


参考:大阪市廃止 再び否決 住民投票/市民の良識、維新野望砕く

 野党議員の一部では否決後も維新の責任を問う声があるが、実際に大阪に拠点を置く立憲民主党議員らは、分断による票割れを警戒し辻元清美衆院議員らは「ノーサイド」として賛成派を刺激しない配慮をしている。


 また、辻元氏ら野党幹部が乗り込んでくる前から、維新政治を激しく批判し都構想反対論を展開してきた立憲の尾辻かな子衆院議員ですら賛成派を批判していない。


 別に立憲民主党の肩を持つわけではないが、同じ野党でもこういう場面での言動ひとつを見ても日本共産党が過激な思想集団であることがわかる。

 小池書記局長は2日の会見でも同様に「良識ある判断」と述べたが、そのあとに「これでノーサイド」と発言している。批判を浴びての配慮と思われるが、SNS投稿の酷さは払しょくできていない。

 今回の住民投票で維新と大阪自民の抗争が一応の終結。自民党のベテラン議員は「関係修復」にも言及しており、今後は公明党だけでなく自民党との選挙協力でもされたら、元から大阪市議会に議席を有しない大阪の立憲民主党は国政も壊滅する。幅広く票を集めなければならない立憲民主党と、カルト的な共産党員を煽動するだけの共産党の違いは鮮明だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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