どうして?国民民主党支持者も困惑・・・サブチャンネルの再始動に「なぜ統合しない?」疑問の声が多数【KSLチャンネル】

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 国民民主党に支持者から批判が殺到しています。

 国民民主党YouTubeのサブチャンネル『就職氷河期チャンネル』が、『対決より"解説"チャンネル』として再始動することが発表されたわけですが、支持者らからはとんでもなく評判が悪いようです。


 更新頻度の低さと視聴者数の低迷もあり、どうしてメインチャンネルと分裂させたのか?と疑問視されていました。もとは就職氷河期対策に力を入れる過程で、メインチャンネルの中で動画が埋もれているとしてサブチャンネルを立ち上げたわけですが、どう考えてもリスト化するだけで良かったケースです。
 支持者が求めているのはチャンネル統合です。

なぜサブに拘るのか?


 これはYouTube運営技術の観点からも「やってはいけないこと」の一つなんですが、ジャンルが同一のサブチャンネル立ち上げは、視聴者が分散するだけで双方のスコアを下げてしまいます。サブチャンネルは別ジャンルを扱う場合か、公明党のようにメインチャンネルは真面目に、サブチャンネルはバラエティ要素を強めにして新規ユーザーを獲得するという役割を明確に分ける必要があります。
 国民民主党の場合はサブチャンネルの質も悪く、完全に「価値のないコンテンツ」と判定されているようで、再生数が1000回以下の動画も散見されます。
 視聴者を維持するための工夫もなく、最近はライブではない収録動画なのに音声のブーストもなく声が小さくボソボソとローテンションの回もあったり、よほど興味のある人以外はすぐに閉じてしまうでしょう。しっかりとした台本も用意していないようで、政策の解説というよりも、よく知らないおじさんの雑談にしか見えなくて、誰がこれを好んで見るのか、ちょっと考えれば分かりそうなものです。

 公明党だけでなく維新もサブチャンネル「維新ゴリゴリハミダシch.」が好調ですが、これはメインの高木かおり議員と新実彰平議員がキャラ設定を明確にしていて、ゲスト出演する所属議員や党幹部もチャンネルの趣旨をよく理解していて、どんなテーマでもテンション高めで冗談を交えるなどチャンネルの色がはっきりしています。一方で国民民主党のサブチャンネルは、伊藤たかえ議員が出演しない回はテンションが低く暗い感じで、見ているこっちが病んできそうです。
 テーマ的にハメを外せないという言うなら、それこそメインチャンネルでややればいいことで、31万人のチャンネル登録を生かすべきでしょう。無論、いまのままメインチャンネルに統合しても、動画の質が低すぎて31万人を呆れさせることになるので、改善は必要でしょう。

 とにかくメインチャンネルとのクオリティの差が激しく、サムネのショボさと編集の質の低さは致命的で、もしかしたらメインチャンネルには専門の手が入っていて、動画をこちらに移すと費用が嵩むのでしょうか?
 いずれにしてもYouTubeは素人の個人でも独自編集して、それなりの結果を出している人も多いので、やるならちゃんと台本作って編集する、それができないならいっそ閉鎖するくらいの判断は必要でしょう。

 広報を担当する伊藤たかえ参議院議員はXで「就職氷河期を見捨てるのか?とのメッセージを沢山いただいておりますが、そんな訳はありません!!」とこれまでの実績と、これからの展望を長々と語っていますが、支持者が求めているのはそういう説明ではなくて「なぜチャンネルを分けたのか?」という点でしょう。


 党のメインチャンネル、玉木ちゃんねる、伊藤たかえちゃんねると比べて、明らかに見劣りしていた氷河期チャンネルをメインチャンネルに統合して同じクオリティで発信して欲しいというのは当然の要望です。サブチャンネル立ち上げ初期はすぐに登録者が1万人に到達したことを誇っていましたが、あれから登録者はほとんど増加していません。
 国民民主党の政策に賛同して支持してくれる人たちからしたら、党の人気に見合わない過疎チャンネルで大切な政策を語られても広がらないと危惧しているわけです。

 どうしてここまでサブチャンネルに拘るのか意味不明ですが、それでいて動画を作りこまない、更新もしないという謎の行動は支持者をイラつかせるためにわざとやっているのかと疑いたくなるレベルです。

 国民民主党が数字の取れるコンテンツであることは事実ですが、玉木代表と榛葉幹事長の人気に依存する部分が大きく、この二人が出演しないサブチャンネルでは数字は取れません。代表・幹事長の会見動画を見に来る視聴者に、政策動画をリーチするのがセオリーですが、なぜそれをやろうとしないんでしょうか?
 たしかに代表・幹事長の人気だけでは新規の視聴者が獲得しずらいという現実もありますが、サブチャンネルで獲得する新規視聴者はそれよりもっと少ないでしょう。まずは代表・幹事長の人気に乗じて、しっかりとした再生数とエンゲージメントを高めないと、YouTubeの中で価値のないコンテンツという判定を受けるだけでしょう。

 両者の人気に加えて、もうひとつ国民民主党が躍進した理由が熱心な支持者によるコンテンツ制作です。切り抜きを中心にクオリティの高いコンテンツがSNSを中心に拡散されたことで、党の知名度も高まり自分も参加したいというコミュニティの醸成が自然に出来上がりました。その優秀な切り抜き部隊が氷河期チャンネルをどれだけ切り抜いたでしょうか?おそらく頑張ろうとはしたと思いますが、ブレブレのカメラに切り抜きの肝である縦型画面を意識しない無駄な広角など、編集のしようが無かったものと思われます。
 音声も会議室の反響そのままでマイクすら使っていません。動画全体なら気にならないわけですが、これをワンフレーズだけ切り抜くとインパクトもなく聞き取りにくいので使えません。そもそもそれを意識した喋り方をしていないので、切り抜きのポイントすら見つかりません。

こくみんクラブはどうなる?

 こくみんクラブもβ版のままで、YouTubeへのリーチが「いいねを押す」「コメントする」などエンゲージメントをポイントインセンティブで水増しするという規約違反は相変わらずで、支持者の間でのエコーチェンバーしか生み出していません。
 いろいろとチャレンジする姿勢も結構ですが、どれも中途半端なまま次のことをやろうとするのは如何なものでしょうか。並行して進めるなら、それぞれを連携して相乗効果を高めないと共倒れ必至です。
 こくみんクラブからYouTubeにエンゲージメントを送り込もうと頑張っているようですが、7000人しかメンバーのいないこくみんクラブからトータルで100万人以上の登録者を誇る党公式、玉木ちゃねる、しんばかづやちゃんねるになんの影響を与えられると思ってるんでしょうか?
 これは逆でしょう。登録者の多いほうが登録者の少ないこくみんクラブにエンゲージメントを送り込むのが先です。チャンネルコラボでも登録者の多いほうが前半を担当し、登録者の少ないほうに後半動画をアップするのがセオリーです。
 どうしても、一つのプラットフォームに統合したくないのなら、いまある強力なコンテンツから新規プロジェクトにブーストをかけるの当たり前でしょう。無論、サブチャンネルについては意味がないのでメインチャンネルへの統合が必須ですが、統合すればメインチャンネルの数字が丸ごと貰えるわけです。

 どうも国民民主党はこういう一連のプロジェクトを、伊藤たかえ参議院議員に丸投げしているようにも見えます。本人はやる気もあって頑張っているのは理解できますが、支持者はその苦労話を聞きたいわけでもなく、政治は結果であって過程ではありません。
 常在戦場と言われる政治の世界で結果を求めるには、それなりの人的リソースを割くのは当然です。個人の苦労話に感動するのもいいですが、党は広報にもっと人をかけるべきです。

 いずれにしてもサブチャンネルはやめておきましょう。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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