
高市総理が文春報道を否定しました。
総裁選や衆院選で高市陣営が、対立候補や中道改革連合の候補者を誹謗中傷する動画を大量に流したとする週刊文春の報道について、11日の参議院決算委員会で立憲民主党の森ゆうこ議員が総理に事実確認を行いました。
総理は否定するわけですがイマイチ話がかみ合わない部分もあります。また文春報道の全文を読んでみると、まったく異なる印象であることなど質疑動画のあとに解説しますので最後までお付き合いください。
かみ合わぬ議論
相変わらず週刊誌をネタに質問するという立憲しぐさなわけですが、森ゆうこ議員の質問と高市総理の答弁はかみ合っていません。
森議員は「報道は捏造か」と聞いていることに対して、高市総理は「秘書を信じる」と答えるだけで、捏造か同課には言及を避けているようです。サナエトークンの時と同じで、関係者が勝手に動いたのか、それとも記事そのものが捏造されたものなのか明言して欲しいのですが、ここで「捏造です」と答えたら間違いなく「捏造じゃなかったら辞職しますか」と返されて面倒なことになるので避けているのでしょう。
文春報道は真実か?
一方で、この文春報道に関してはウェブ版が有料記事ということもあって、タイトルだけが独り歩きしているという問題もあります。
参考:【独占入手】高市早苗陣営が流した「進次郎は無能」動画《陣営のメンバーが実名証言》《1日100本の中傷動画を拡散》 | 週刊文春
本誌を読めばわかるのですが、実際の記事には公職選挙法の虚偽事項公表罪に抵触するような内容はなく、安住淳さんが「足を組んでクリームパン」「ポケットに手を突っ込んでいる」という事実に基づいて批判したもので、どう考えても虚偽事項公表罪にはなりません。酷い言葉も並んでいますが、これが名誉棄損で訴えることができるかどうかも微妙で、弁護士として枝野幸男さんも法的な対処ができる内容にないと説明しています。
週刊文春による高市早苗氏周辺に関する言動に対して、当事者かつ弁護士として法的措置を取るよう求めるご意見が散見されます。…
— 枝野幸男 弁護士 (@edanoyukio0531) May 5, 2026
そもそも金銭で依頼したとしても、これを拡散するために有料でブーストをかけると広告表記がなされるわけですが、そのような事実もないようです。
選挙結果への影響に関しても怪しいもので、安住淳さんが自ら投稿したクリームパン動画を再拡散されたくらいで、中道の支持者が「よっしゃ、安住はやめて森下千里に投票しよう」とはならんでしょう。これは岡田克也さんら他の落選者にも同じことが言えるはずです。
プライドの高い野党ベテランが、中道の惨敗を高市総理のせいにしたいという惨めな心が透けて見えて、この人たちにこの国は任せたくないな、という感想です。
また情報提供者がサナエトークンを設計した松井健氏で、過去にも他のミームコインを設計していたことが指摘されています。サナエトークンの件で、トカゲのしっぽ切りをされた怨恨という見方もあって、情報をそのまま鵜呑みにするのは危険すぎるという指摘もあります。
総理周辺にトラブル多い
個人的には高市総理の周辺には大きな問題があって、総理が潔白であっても関係者であったり名前を利用する人たちがゴソゴソしているという疑いは持っています。秘書を信じるという気持ちも理解はできますが、そうであれば秘書を貶める捏造をした文春への怒りはもっとあってもよさそうです。
非公開の私信とはいえ元立憲民主党の議員らを「害獣」と表現したことも事実であれば、これはさすがに不適切なので、そのようなメッセージを本当に送ったのか答えるべきでしょう。
文春報道を決算委員会に持ち込む森ゆうこ議員の振る舞いには何も賛同できませんが、高市総理には秘書と心中するような答弁は控えてほしかったです。
最後に余談ですが、森裕子議員は嫌味を言ったあとにペロリンと舌なめずりする癖は直したほうがいいですよ。感じ悪いとかいうレベルじゃありません。


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