矢野官房長「くそ野郎という感じで報道」を批判する野党は国会で「日本死ね!」と叫んだ山尾をお忘れか?

政治・社会

矢野官房長「くそ野郎という感じで報道」を批判する野党は国会で「日本死ね!」と叫んだことをお忘れか?

また、立憲民主党の逢坂誠二議員が暇なことをしている。

5月11日の衆院厚生労働委員会で財務省の矢野康治官房長が、財務省の福田前事務次官のセクハラ問題に関連し「顔写真付きでほとんど『くそ野郎』という感じで報道されているが、そんなことは申し上げていない」と発言したことに関し、政府は22日朝の閣議で「発言の一部のみを引用した報道により、厳しく批判されるに至ったことから、その報道ぶりについて述べたものであり、発言自体が国家公務員法に規定する信用失墜行為の禁止に抵触するものとは考えていない」とする答弁書を閣議決定した。
矢野康治官房長の「くそ野郎」発言 信用失墜行為にはあたらないと閣議決定 – ライブドアニュース

これは立憲民主党の逢坂誠二議員が質問主意書を提出したことで、政府が閣議決定したものだ。逢坂議員は先日も「「セクハラ罪という罪は存在するか?」という、どうでもいい質問主意書を提出し、政府から「セクハラ罪という罪はない」という答弁書を引き出している。完全にマスコミ向けの仕込みである。
参考:閣議決定「セクハラ罪という罪はない」は立憲民主党・逢坂誠二への回答、低レベルな質問主意書の全文公開

日本死ね!の山尾志桜里は問題ないのか?

立憲民主党の山尾志桜里議員は民主党時代の2016年2月29日、衆院予算員会でこう叫んでいる。

「保育園落ちた日本死ね!!!」

この際にも国会の品位が問われたが、逢坂誠二議員らは山尾志桜里議員を咎めただろうか?
咎めるどころか野党はこのフレーズを政治利用し、それまでは保育問題に異を唱えるものなど皆無であったにもかかわらず、世論は分断され保育の問題は明後日の方向に向かったではないか。
ユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に選ばれた際にも、恥ずかしげもなく山尾志桜里議員が授賞式に出席していたのは品性下劣と言わざるを得ないが、この振る舞いに対し同僚である逢坂誠二議員は山尾議員を咎めたのか?

「日本死ね!」を絶賛しておいて、矢野官房長が厳しい報道に晒されることを「くそ野郎のようという感じで報じられた」と心情を吐露したことを咎めるのはダブルスタンダードそのものだ。
マスコミも、これが野党議員のパフォーマンスと分かっていながら閣議決定の部分だけを切りって報道する。どこまで国民を馬鹿にすれば気が済むのか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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