【震災デマ】立憲民主候補・おしどりマコ「東京電通は震災翌日にみんな大阪に逃げた」→電通が否定「常識的に考えられない」

政治・社会

【震災デマ】立憲民主候補・おしどりマコ「東京電通は震災翌日にみんな大阪に逃げた」→電通が否定「常識的に考えられない」

 立憲民主党から参院選に出馬する芸人おしどりマコが、2011年3月11日の震災翌日には東京電通の社員ら全員が大阪に移動していたというデマを流している。この人物の悪質な震災デマが指摘されるのはもう何度目だろうか?
以下の発言は先月25日、福島県三春町での講演でのものだ。

14日3号機が爆発した後の風向きが全部東京の方に流れてるのを見て、あっ、もうこれで東京も全部放射性物質が飛んでくると。で、一週間仕事なかったんですけど、CMの収録だけあったので、その間にどんどんどんどん、業界のいろいろな事務所とか、いろんなアイドルの事務所とか、ミュージシャンの事務所とかみんな事務所ごと西日本とか海外に行っていたので、CMの収録さえなければ私たちも一旦東京から離れたいと思っていたので、D通の人に電話したんですよね。ほんとに3月17日の収録はあるんですか?って聞いたら、あっごめん連絡言ってなかった?って言われてね、あのう東京D通は3月12日の午後に一旦全部閉めてみんな大阪にいます、って言われたんですよね、ごめん連絡行ってなかったんだ、まだ東京にいるの、大丈夫なの、大丈夫?って言われて、大丈夫じゃねえよって思ったんですけど、そういう形で3月12日の午後ってものすごい早いじゃないですか

(開始8分25秒あたりから)

電通は否定「考えられない」

 この公演に疑問を持った人物が電通に問い合わせたところ「震災翌日午後に本社を閉めて全員で大阪に移動、など常識的に考えられない」との回答を得ている。

 この投稿に対し、複数人が震災後も電通が稼働していたことを証言している。当時は民放特別番組と繰り返し流される差し替えCMの在り方が話題になっていたことから、電通が大阪に移動していたのであれば、あの大混乱は誰が対応していたというのだろうか?局内を電通社員が走り回っていたという証言も寄せられており、現実味のない話だ。また、多くの芸能人がテレビやラジオに出演していたのに、芸能事務所が所属タレントを置いて避難するなどあり得ないだろう。

2013年からこのデマを流している

 おしどりマコのデマエピソードは少なくとも2013年には講演会などでかたっているようだ。その後の講演会でも同じような話をしているのが確認されている。
(開始29分57秒あたりから)

 基本的にイニシャルとして「Dつう」と称しているが、複数の動画ではっきりと「電通」と言っているのが確認でき、言い訳は通用しない。

時系列に矛盾が生じている

 おしどりマコは12日の午前に電通のCMオーディションを受け、午後には大阪にみんな移動していたと語っている。しかし、東日本大震災で放射能への不安が高まった1号炉の水蒸気爆発は12日の15時36分であり、ここから本社の臨時移転を準備して全社員に避難指示をだし移動が完了するのは当日中では無理だ。仮に発災当日の11日、原子炉冷却が追い付かないという状況で大阪移転の判断をしていたとしたらCMオーディションも無かったはずだ。

当時の広報は立憲・枝野代表

 ここまで当時の原発対応を批判していおいて、震災当時に官房長官として「直ちに影響はない」を繰り返した枝野幸男率いる立憲民主党から出馬するとはどういうことなのか?

 2011年には「嘘つきの、ただちにマン」と批判している。

 菅直人に至っては「地震泥棒」らしい。

 2017年の衆院選直後には「野党第一党は共産党が良かった」として「枝野さんは支持できない」「枝野さんの動きを取材して、無いな100%だった」と完全否定している。

 参議院議員は売れない芸人の天下り先ではない。議員になって給料がもらえればどこの党でもよいということならば、今からでも辞退して欲しい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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