れいわ新選組「毎月12日はプリティちえの日」大島九州男議員が提案、ゲスト出演 投資詐欺の事例に宮城市議は爆笑

政治・社会



 れいわ新選組の大島九州男参議院議員は12日、宜野湾市のプリティ宮城ちえ市議の市政報告会「プリティちえの日」にゲスト出演した。毎月12日の開催は大島氏が選挙中に提案したもので、本人と家族の誕生日にちなんでいるという。

 宮城市議には知人らを紹介すると報酬を得られるマルチ商法で、元教え子に金融商品を紹介したことでトラブルとなり、昨年離党している。問題となった会社は違法な方法で出資を募った金融商品取引法違反の疑いで首謀者を含む逮捕者を出し自ら命を絶った被害者もいることから、れいわ新選組支持者の間でも大島議員の参加に賛否が分かれている。


投資被害の事例に爆笑

 宮城市議は市政報告の後に、投資詐欺などの被害者が相談できる窓口を3月に開設する計画を発表した。しかし、あくまで自分は被害者という認識は変わっていないようで「バッシングを受けた」などと発言する場面もあった。大島議員からは「彼女にできることは広報」として、投資詐欺の勧誘方法などを周知することが大切であると語った。

 宮城市議は大島議員が語る投資詐欺の事例にケラケラと笑う場面もあり、反省しているようには見えない。宮城市議に求められていることは、広く一般に被害者の相談を受けることではなく、自身が紹介してしまった被害者に向き合うことだ。終わったことだと笑って話せる段階にはない。

 れいわ新選組としては、違法な勧誘で逮捕者を出し、被害者の中には自殺者までいるのに「マルチ商法は違法ではない」との見解を示している。本人が離党をしたものの、党として公認した責任をまったく感じていないようで、宮城市議の議会質問も大島議員が指導・添削するという。

 れいわ新選組に常識を求めるのが間違いなのかもしれないが、数々のトラブルの中で支持してきた支援者まで呆れるようになっては終わりだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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