スクープ動画!マスコミ関与のジャパンライフ資料を共産党が隠蔽か「微妙なもので配布できない」→別の野党議員が配布→現在、見てない演技中
悪質なマルチ商法を展開していたジャパンライフが、安倍総理主催の桜を見る会の招待状を宣伝に利用していた問題。別の宣伝資料には大手メディアの解説委員らの名前が掲載されていたにもかかわらず、野党とメディアがそれを隠蔽していたのではないかという疑惑がある。
参考:共産党が資料捏造→朝日が報道!ジャパンライフの桜を見る会資料には元朝日新聞政治部長や毎日新聞などメディア関係者の名前が掲載されていた
当サイトでこの問題を調査したところ、日本共産党が2017年に大手メディアの解説委員らが掲載された資料をセットで入手しながら、それらを国会に提出していなかった疑惑が浮上した。
2017年4月11日の参議院財政金融委員会でジャパンライフ問題を追及した日本共産党の大門実紀史参院議員が、宣伝資料について「微妙なもので配布できない」と発言し、加藤勝信・働き方担当大臣(当時)の資料にだけ言及する場面が動画に残っていたのだ。また、この質疑中にジャパンライフが野党議員にお中元を配っていたことも明かされている。
「(お中元)残念ながら野党の皆さんもあるわけです」(10秒当たり)
「ちょっとこれ資料が微妙なもので配付はできませんけれど」(40秒あたり)
この動画はYouTubeなどから次々と削除されており、大門氏に説明を求める投稿をした当サイトのツイッターアカウントはブロックされている。議事録は残っているが、動画は個人が録画したものが1件残っているだけのようだ。
翌年、国会で配布されるが無かったことに
問題の資料が「桜を見る会招待状」「加藤勝信氏のコメント」「二階幹事長を囲む会(マスコミ解説委員ら)」の複数枚セットで元社員がマスコミに提供したもので、共産党の手元に「招待状」と「加藤氏」の資料があり、その二つが公開又は公に言及されていることから「微妙なもの」として非公開にされたのは「マスコミ解説委員」の資料である可能性が高い。
※加藤勝信氏の資料は無断で名前を使われたことが判明している
共産党では未だに非公開(隠蔽)となっているが、2018年1月30日の衆議院予算委員会で質問に立った当時・希望の党の大西健介議員は、マスコミの関与について言及し資料として配布している。
パネルとして提示はされなかったが、大西氏は資料として提出、質疑では「元朝日新聞の政治部長の橘さん」「誰もが知っているようなマスコミの解説委員クラスの方々の顔写真と名前」と発言している。
次の資料をごらんいただきたいんですけれども、今度は、これは二〇一七年の会社案内です。ここにある役員一覧の中には、中嶋元特許庁長官、永谷元内閣府国民生活局長、元朝日新聞の政治部長の橘さん、こういう人が名前を連ねているんです。
私も、悪いのはジャパンライフだと思いますよ。ただ、次の資料をごらんいただきたいんですけれども、ジャパンライフ社が信用を得るために政治家を利用している事例というのはほかにもありまして、次の資料ですけれども、これはパネルにしていませんけれども、一月二十七日の金曜日、「自民党・二階俊博幹事長を囲む懇親会を山口会長主催で開催しました!」と大きく書かれていて、二階幹事長の顔写真が載っています。また、誰もが知っているようなマスコミの解説委員クラスの方々の顔写真と名前も載っています。元社員によれば、これはミレニアムの会という会で、毎月、帝国ホテルで開かれている。
まとめ 記憶から消えた資料
日本共産党は2年以上も前の2017年4月から追及していたジャパンライフの問題を、あたかも最近見つけたかのように「桜を見る会招待状」だけ取り上げ騒いでいる。資料は複数枚あったにもかかわらず、マスコミに関わる部分だけを抜き取り、過去の質疑でも「微妙なもので配布できない」として隠ぺいしていた可能性が高い。
これに乗っかって政権を追及している野党議員も、2018年1月に大西健介議員が提出した資料でマスコミ関係者の関与を知っていながら「桜を見る会招待状」を初めて見たような「驚く演技」をしていたのだ。予算委員会でマスコミ関係者が掲載された資料を受け取った野党議員らは今でも現職だ。
今回の桜を見る会追及で、野党間で口裏合わせがあったのではないか?それとも偶然、全員がマスコミ関係者の載った資料のことを忘れたと言うのか。その口裏合わせがなければ、大手メディアは恐ろしくてジャパンライフの問題をテレビや新聞で取り上げることもできなかっただろう。
資料を隠蔽し動画を消せばバレないと思ったのだろうか?
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