豊中市議が「安倍は辞めろ」国道脇歩道柵にプラカード無断設置、国道事務所の撤去要請も拒否

2017年7月17日政治・社会

森友学園問題を最初に追求した木村真豊中市議が、事務所前の国道歩道柵に無断で「安倍は辞めろ」というプラカードを設置していることが判明した。国道を管理する大阪国道事務所から撤去の要請があったが、木村真市議は「心の叫びを封じる権限はない」と主張し撤去要請を突っぱねている。

この投稿には、フェイスブックのコメント欄で指摘が入っているが、木村真市議は「表現の自由」として持論を展開中である。

自分さえ良ければそれでいいのか？

設置されたプラカードは計５枚で、国道に沿った歩道の防護柵に紐で括りつけられている。場所は交通量が多く、向かい側には豊中郵便局もあり交差点が近い。

Googleマップのストリートビューでは確認できず、最近設置し始めたものと思われる。

この件に関してフェイスブックのコメント欄に指摘が入っているが、そのやり取りと木村真市議の持論が自己中心的過ぎて、真っ当な市民には理解不能と思われる。そのやり取りはが以下、

女性
・歩道にまで貼っていいんですか(笑)

男性
・以前は一時的掲示や政治的看板は弾圧と思われないように大目に見られていましたが厳密には軽犯罪とか屋外広告物条例とかで最近うるさくなっています。これは別に木村真事務所とか書いてないし「誰が貼ったか不明」ですね～

・商店の敷地外看板などはざらに有ります。

・友人はS党の政治看板を選挙済むまでと思って道路柵に設置したらパトカーが寄ってきて、警官と思しき背広男から「タイホするよ～」と言われて、設置を中止しました。商店の投げ込みビラで捕まった例は聞きませんが、政治ビラは時々捕まり、有罪にされていますね。

木村市議
・まぁ、紐でくくりつけて、朝出して晩ひっこめてるんで。商店の陳列台とか看板とか、大売出しののぼりとかと、何ら変わりはないと考えています

・見通しの良いまっすぐな道路で、安全確認の妨げにも全くなりません。六ヶ所もくくりつけてるので風て飛ぶこともありませんし（台風接近などの場合は、そもそも出しませんから）、紙にパウチしてあるだけなので、万一飛んで行って当たってもけがする心配もありません。あらゆる観点から、外すよう命じることによって、ワタシの心の叫びを封殺する権限など、警察にも道路管理者にも「景観条例」などという無粋な条例を持つ市にも、ないものと考えています。

・うちの事務所に国道の管理者だったかから、はがすよう要請する電話が２、３回ありましたが、「あんたたちには、はがすよう求める権限などないし、ワタシもあんたたちの要請に応じる義務もない」と突っぱねています。つまらんことに思えるかもしれないけど、一つ一つのせめぎ合いで押し戻すことが大切だと考えています。。「こんなんやってエエの？」などといちいち自己規制するから、権力側が図に乗るのではないでしょうか？　表現の自由は最大限尊重されるべきなのですから。

・ただいま19:12、先ほど外してきました。こうやって、「朝出して、夜ひっこめる」と、マメにやってます。いたずらされたら、つくり直さなくちゃいけないのが面倒なんで。
出典：https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1413785302047635

この防護柵にプラカードを設置することにより、安全上の問題がすぐさま発生するとは思えない。だが、木村真市議以外も同様の主張を始めれば、街中に無断ビラや看板が溢れ、景観を損ねるだけでなく安全上の問題も出てくるだろう。自分さえ良ければ、自分だけならと言う判断基準は公職の身としてはお粗末すぎないだろうか？

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追記：やけくそになった模様