辞職勧告の石嶺かおり市議、自衛隊員宿舎の家族を遠巻きに撮影

政治・社会

石嶺かおりです!

石嶺かおり市議が撮影した自衛官宿舎など

写真:石嶺かおり市議が撮影した自衛官宿舎など

「自衛隊が来たら絶対に婦女暴行事件が起こる」
この暴言投稿で宮古島市議会から辞職勧告を受けた石嶺かおり市議が、辞職を拒否したまま自衛隊批判を再開した。
23日に行われた「与那国島駐屯地創立1年記念行事」を訪れた石嶺市議は、無断で駐屯地を撮影しようとして警備の自衛隊員に制止されたことに対し難癖をつけるような投稿をしている。石嶺市議は撮影禁止等の注意事項がフェンスに掲げられていることに触れ、以下のように苦言を呈した。

「離れた場所にある家族連れの自衛隊員が暮らす宿舎の周りにも張り出されていました。いくら反対する人でも、自衛隊員の家に行って抗議する人はいないのでは…と思いますが、そんな物を家の周りに張られて暮らす自衛隊員の気持ちはいかばかりでしょうか。」
石嶺香織フェイスブック

どうやら、この御仁は反戦運動における重要な案件となった「立川反戦ビラ配布事件」を知らないようだ。管理者から立ち入りを拒否された活動家が、自衛隊宿舎に反戦ビラをポスティングしたことで逮捕起訴され罰金刑を言い渡されている。

また、石嶺市議は後援会のフェイスブックページに、自衛隊員宿舎の敷地内で余暇を過ごす家族を遠巻きに撮影して投稿している。スケボーに乗る子供と、それを見守る両親が確認できる。拝所の写真の奥には三輪車に乗る幼女の姿も。

反省も謝罪もせず、宿舎周辺を徘徊

石嶺市議は活動家ならだれでも知っている「立川反戦ビラ配布事件」も知らず「いくら反対する人でも、自衛隊員の家に行って抗議する人はいないのでは…」「そんな物を家の周りに張られて暮らす自衛隊員の気持ちはいかばかりでしょうか。」などと無知を晒している。
活動家にとってこの事件は、逮捕自体が不当で政治的主張を規制するものとされている。立川の事件以降も別の場所でのポスティングを巡ってトラブルが発生しており、知らぬ者はいない。立川の事件では「宿舎敷地内での禁止事項」の貼札を根拠に活動家らの立ち入りを拒否したが、それを無視してビラを投函し続けたことを裁判では、穏当なものとは言えないと指摘されている。
何より重要なポイントは、これらの拒否・拒絶が権力側の意思ではなく、居住する自衛官らが不安・不快感を抱いたことで立ち入り禁止等の掲示が行われたと裁判で指摘されているところだ。よって、石嶺市議が言う「そんな物を家の周りに張られて暮らす自衛隊員の気持ちはいかばかりでしょうか。」は全くの的外れであり、自衛官らの意思とは真逆のものである。

また、石嶺市議は県外から来た自衛官が宿舎と利用する公民館を訪れ、こう記述している。

一番大きな公民館では島外からの自衛隊員が寝泊まりしているということで、2階のベランダには洗濯物が干してあり、駐車場には自衛隊のジープが数台停まっていました。
石嶺香織フェイスブック

ハッキリ言って気味が悪い。自衛隊を性犯罪者と断定し批判した石嶺市議が宿舎を訪れ、干してある洗濯物などを見ていると思うと、屈強な自衛官も寒気がするだろう。常駐する自衛隊員の宿舎も撮影し、そこには子供を含む家族も写っている。宿舎を訪問するのであれば、辞職勧告に至った暴言を謝罪すれば良いものを。

そして、相変わらず無抵抗で日本を中国に占領させる危険な思想を披露している。

帰りの飛行機を待つ間、入った空港の食堂は、同じ便を待つ若い自衛隊員でいっぱいでした。体つきがよく、まだ学生のような風貌…
彼らに、「離島で国境を守る」という無謀な仕事を押し付けるのか。
離島が標的になるとき、彼らもまた、犠牲者になるのです。
石嶺香織フェイスブック

参考:石嶺香織宮古島市議、他国に宮古島を差し出すという危険なお花畑思想

議員に当選した際は、庁舎での喫煙ルールを守らない議員に「辞めさせるべき」と息巻いておいて、自身は辞職勧告を受けても考えを改めず自衛隊の周辺を嗅ぎまわるような異常行動。次はリコールですかね?



皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう