前川喜平さん「問われているのは国民に嘘をつき続けるアベ政権を信任するのかどうかだ」←貧困調査が嘘だったのでは？とツッコミ殺到

2019年7月5日SNS

　参院選が公示された4日、元文部科学省事務次官の前川喜平氏はツイッターで「参院選始まる。問われているのは、国民に嘘をつき続けるアベ政権を、信任するのかどうかだ。」と呼びかけた。しかしこの投稿には、前川氏の「貧困調査」が嘘だったのではないかというツッコミが殺到する事態となっている。

参院選始まる。問われているのは、国民に嘘をつき続けるアベ政権を、信任するのかどうかだ。

— 前川喜平（右傾化を深く憂慮する一市民） (@brahmslover) July 4, 2019

貧困調査の嘘は国会で認めている

　前川氏と言えば出会い系バー通いを「貧困調査」と釈明したことで一躍有名になった人物。この自称・貧困調査に関しては「男の子の貧困は調査しないのか」など批判が殺到していたが、実は国会で追及され嘘であったことを認めている。
　2017年7月10日の衆議院文部科学委員会での参考人質疑で、丸山穂高議員に「あの言い訳ちょっとないんちゃいますか？政策に反映された？部下に指示した？」と問われ、前川氏は「個人的な行動、杉田官房副長官から注意を受けた」と認めている。

丸山議員　あの言い訳ちょっとないんちゃいますか？という、非常に多くな声をうかがいます。それは、どうして行ったんですか？と言うと、女性の貧困の実地調査なんだっていうお答えをされたと。そんなん、そんなアホなこと、そんなことないでしょうと。そしたらどうやってその政策に、それが反映されたんですか？部下に指示されたんですか？って言われたときに非常に厳しいと思うんですよ。
この点、非常に他の部分誠実にお答えいただいてるのに、この部分があるが故に、この方、大丈夫かな？って国民の皆さんに、変に不安感を与えてしまっていると思うんですけど、この点について、まあ、どう思われるか、また全体として公益通報の中でこう言った話が出てきたとお考えなんだと思うんですけど、それも踏まえて率直に、国民の皆様にご説明いただけますか？

前川参考人 ええ、まあ「調査」という言葉使いは確かに、あまり適切ではなかったかも知れません。まあ、私としてはこの個人的な行動がですね、どうして、この全国紙で報道されるのか。この件につきましては、私も記者会見などで明らかにしてますけども、昨年の秋に、すでに杉田官房副長官からは、その事実関係について聞かれ、また、ご注意も受けたという経緯がございます。そのことがなぜ、5月22日の読売新聞に出たのかと、このことを問題にすべきだと私は思っております。
出典：出会い系バー「貧困調査」ではなかった！前川前事務次官が本音ポロリ

　文科事務次官という立場にありながら、出会い系バーに通い未成年女性にお金まで渡していた人物が、最終的には違法な天下りの斡旋で退官し、高額な退職金はちゃっかり受け取っている。そんな人物が他人を「嘘つき」と誹謗すれば、何度でもこういった過去の不祥事が引き合いに出されるのは必然だ。
　もう開き直っているのかも知れないが、自分のやってきたことを省みて、人様を批判できた立場かどうか考えてみるといい。

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