【表現の不自由展】共産党・吉良よし子「政治介入ぜったいさせるな」デモに参加!←国会議員の介入はいいのか?
日本共産党の吉良よし子参院議員は2日、あいちトリエンナーレへの補助金が不交付になったことへ抗議するデモに参加した。現場では「政治介入ぜったいさせるな」と言うコールもあったようだが、現職国会議員の吉良さんが参加するのは政治介入ではないのだろうか?
#1002文化庁前抗議
今日も、たくさんのひとかが文化庁は表現まもれ
政治介入ぜったいさせるな
補助金カットありえない
自由をまもれと声を上げています。
参加者は230名!
政府が表現の自由を踏みにじる一方で、自由をもとめる声が広がり続けていることは希望。
希望を力に。あきらめません。 pic.twitter.com/Mtqpj2zZMc— 吉良よし子 (@kirayoshiko) October 2, 2019
議員は仕組みを作るもの
あいちトリエンナーレの補助金不交付をめぐっては与野党議員がそれぞれの立場で批判をしている。意見を表明したりあるべき姿を語るのは自由だが、今後も含め補助金の交付・不交付の決定を左右するような強い態度表明は省庁を委縮させる。与野党ともに国会議員は発言や態度表明に慎重であるべきだ。
あいちトリエンナーレの補助金不交付に関しては、9月26日に共産党議員らが文化庁に抗議して交付するように求めている。これこそ「政治介入」ではないのか?
①あいちトリエンナーレに対する補助金
「全額不交付」決定の文化庁に抗議!交付を要求9月26日、文化庁が、あいちトリエンナーレについて
「補助金は全額不交付」
と発表したことに、
井上さとし参議院国対委員長、
吉良よし子参議院議員とともに
抗議し、交付を求めました。 pic.twitter.com/qa7yl2AoCt— もとむら伸子(本村伸子) (@motomura_nobuko) September 26, 2019
ここに同席している吉良よし子参院議員は翌日(27日)の抗議デモにも参加、さらに2日のデモにも参加している。2日の写真に写っているのは吉良氏のほか、同党の本村伸子衆院議員と立憲民主党の大河原雅子衆院議員だ。現職国会議員が路上で気勢を上げて省庁の決定を覆そうとしているのだ。
国会議員の仕事は「仕組みつくり」であって、その運用や決定事項を己の政治思想に沿うよう圧力を加えることではない。国会内での数の力を批判する野党議員が、気に入らない決定に対しては路上に人を集めて強引に意見を押し通そうとする。
選挙でも議会で勝てなければ路上で暴れる国会議員。何を考えているのか。
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