有田芳生が小沢一郎を批判?「国民の生活より自分の生活が第一、政治不信を深める役割りしか果たさない」
民進党の有田芳生議員が17日にツイッターに投稿した内容が、自由党の小沢一郎代表を批判しているのではないかと話題になっている。
マイクを持てば「国民の生活が第一」と語ってきても、その延長が「自分の生活が第一」では、どんな理屈を付けても、国民の政治不信を深める役割りしか果たさないだろう。
有田芳生@aritayoshifu
「国民の生活が第一」とは、2012年に小沢一郎が民主党を離党し結成した党である。結党当初から、ネット上では「国民の生活より自分の生活が第一」「小沢の生活が第一」と批判的な声が多数あり、それと全く同じロジックだ。
山本太郎共同代表とは一悶着あり
マイクを持てば「国民の生活が第一」と語ってきても、その延長が「自分の生活が第一」では、どんな理屈を付けても、国民の政治不信を深める役割りしか果たさないだろう。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) August 17, 2017
おそらく、この投稿は安倍政権を批判したものだろう。しかし、小沢一郎が過去に率いた党「国民の生活が第一」の名前をそのまま使ってしまうのは軽率であったとしか言いようがない。
かと言って、有田芳生議員が小沢一郎の「国民の生活が第一」に好意的であったかと言うと、そうでも無いようだ。有田芳生議員は2012年に週刊実話のインタビューで小沢一郎を擁護しながらも、新党結成については疑問を持っていたようだ。
--最後に、小沢新党に今の政治を良くする希望の光は見えますか?
「主役は正しくとも、それがそのまま広がっていく政治状況ではないと思います。中には『こんな民主党なんかには、いられない』と合流する人も出てくるでしょう。しかし、原点に立って考えるべきは、政治家が有権者との契約によって成り立っているという事実です。集団に埋没するのではなく、一人ひとりの議員が自己確立して欲しい。それがなければ、今後政治はさらに国民から離れたものになってしまうからです」
出典:消費税増税反対! 民主党・有田芳生参議員直撃「小沢一郎元代表は嵌められた」(2) – 週刊実話
この内容は、今回の「マイクを持てば「国民の生活が第一」と語ってきても、その延長が「自分の生活が第一」では、どんな理屈を付けても、国民の政治不信を深める役割りしか果たさないだろう。」と同じような意味合いだ。
また「国民の生活が第一」の後継政党で小沢一郎と合流する山本太郎とは、昨年のヘイトスピーチ対策法案可決を巡って一悶着あったことを本人が語っている。
ヘイトスピーチ対策法案。投票総数228、賛成221、反対7。反対議員は山田太郎(無所属)、中野正志、中山恭子、和田正宗(日本のこころ)、福島みずほ、又市征治(社民党、吉田忠智議員は本会議を欠席)、山本太郎(生活)。 https://t.co/ymmkZ2LLQM
— 有田芳生 (@aritayoshifu) May 13, 2016
参院を通過したヘイトスピーチ対策法案。山本太郎議員は改選を迎える議員の「手柄」が目的と根拠もなく断定した。冗談ではない。私は改選期であり法案の交渉をした唯一の当事者だ。「手柄」などという気持ち悪い感性などそもそもかけらもない。歪んだ人間観で勝手に人を判断するな。強く抗議する。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) May 14, 2016
うーん、やっぱり小沢一郎の「国民の生活が第一」を揶揄して批判している可能性も低くは無いようだ。