関西生コンからの献金問題 新潮「辻元清美は鼻息ばかりが荒かった」伊藤敦夫「道義的には返金するべき」
立憲民主党の辻元清美国対委員長が26名の逮捕者を出した「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」から献金を受けていた問題で、週刊新潮が面白い記事を書いている。
週刊新潮によると、自身の説明責任からは逃げるが、与党の批判だけは容赦なく行う辻元清美議員が、囲み取材でウマい喩えも言えず鼻息ばかりが荒かったとか。また、記事中では政治アナリストの伊藤敦夫氏が「そんなことだから、世論の支持が得られないんです」と、辻元議員の姿勢を厳しく批判。
「そんなことだから、世論の支持が得られないんです」
と、政治アナリストの伊藤惇夫氏が指摘する。
「現在の野党は非力で、数の力では勝てません。だから与党のスキャンダルを追及することしかできない。したがって野党議員は身辺を身綺麗にすべきなのですがね。今回の辻元議員のケースは、政治資金規正法上は問題ないですけれども、道義的には返金するべきでしょう」
こんな意見に狼狽したか、“ブーメラン”が返ってきたと焦ったか。野党が「法案は生煮えだ」などと入管法審議に猛反発するなか、囲み取材に応じた彼女は、
「問題が目の前に見えている法案をそのまま通せと言う。こんなベルトコンベアどころか、トコロテンどころかですね。もう、なんだろうね」
と、ウマい喩えも言えず、鼻息ばかりが荒かった。
出典:逮捕者26人の「関西生コン」は「辻元清美」のスポンサーだった!? | デイリー新潮
関西生コンに加え野田中央公園も
どちらかと言えば野党に親和性が高く与党には厳しい伊藤敦夫氏が、ここまで野党第一党の国対委員長を厳しく批判するのは余程の事だ。それもそのはず、関西生コン支部は恐喝未遂や威力業務妨害で26名もの逮捕者を出しており、再逮捕も含めるとそうとうな数になる組織であり、もし与党議員が献金でも貰っていればマスコミが一斉にバッシングを開始して返金だけでは済まされないだろう。伊藤敦夫氏が「道義的には返金するべき」と指摘するのは当然のことである。
関西生コンに関しては、一般的な「労働組合」としての実態が見えてこないわりに、沖縄での過激な抗議活動などへの関与などは度々指摘されている。実際にこれだけの逮捕者がでているのだから、辻元議員には説明責任が当然ある。モリだカケだと一年以上も騒ぎ立て「疑われた側に立証責任がある」と無理筋な追及をしてきた野党は、もっとこの問題に注目して説明を促すべきではないのだろうか。
関西生コンに加えて、日本維新の会・足立康史議員が追及した「野田中央公園」の説明も丁寧にお願いしたいところである。
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