【激震】参政党「子宮頸がんは風邪」発言で幹部が辞任…神谷代表も擁護できないトンデモ論と脱陰謀論政党への険しい道【KSLチャンネル】



 参政党に激震です。

 参政党の神谷代表が4日、ボードメンバーの交代を発表しました。
 問題となったのは10月28日に東京都議補選の応援演説をした最上佳則都議で、ワクチン接種を巡り「子宮頸がんは風邪の一部」と発言したことが問題視されました。神谷代表も事態を重く見て話し合いを行った結果、本人からボードメンバーを辞任する意向が示され、4日の運営方針会議で辞任が了承され、後任には和田政宗衆院議員が就任しました。

党勢拡大で脱陰謀論路線へ転換?


 この発言を巡っては支持者の間でも擁護派と批判派で割れていましたが、神谷代表からも「誤った情報で病気に罹患されてる方にも不快な思いをさせた」と会見で公式の見解が出たことで、指示者間での諍いは一旦落ち着くものと思われます。
 参政党と言えば反ワクチンと陰謀論というイメージが定着していますが、党勢が拡大する過程で元自民党のメンバーを相次いで受け入れるなど、反ワクチン政策よりも保守色を打ち出すようになっています。また維新を離党した梅村みずほ参議院議員の加入なども、党に新しい支持層を呼び込む契機となり、こういった陰謀論めいた発言には党も神経をとがらせているのは間違いありません。

 最上都議の「風邪の一部」発言は、子宮頸がんのことではなくコロナに関したものではないかという擁護論もありました。実際の発言は「コロナにしたって、子宮頸がんにしたって、RSワクチンにしたって、普通に、それは風邪の一部なんだから。それによって、私たちの免疫抗体が作られて自然免疫で私たちは病気に強い体になっていくんですよ。なんで、その論理が置いていかれて、第一選択肢がワクチンなんだっていうのに私は腹を立ててるんですよ」というものでした。
 このなかで「コロナにしたって、子宮頸がんにしたって、RSワクチンにしたって」と発言しているので、これはコロナのことを「風邪の一部」と表現したという解釈をする支持者もいましたが、さすがに3つの例を挙げて真ん中の子宮頸がんだけは違うというのは無理があるでしょう。
 神谷代表も免疫を高めるという意味だったという最上都議の釈明に「そのようには全く理解できません」と、発言に問題があったことを指摘しています。実際の演説現場でも、聴衆からは最上都議の発言に賛同する声も上がったようですが、現場で誤りを指摘することができなかったことも、党としては反省をしているようです。

 依然としてネットではラディカルな支持者が、強い反ワクチン論を叫んでいますが、前述のように参政党は党勢拡大の過程で幅広い保守層の取り込みを図り、参加する議員にもワクチンに関して無理な統一見解は求めていないでしょう。

 参政党は最初に選挙に挑んだ2022年当時のボードメンバーがメロンパンがどうだとか無茶苦茶なことを言って笑われていましたが、そういう振り切った人たちが党を離れていったことで、それ以降は幅広い支持層を獲得して躍進しています。一方で発達障害に関しては親の愛情不足だとかトンデモな発言をする人は現役のメンバーに複数人いるようなので、こういう部分も党でしっかりと正しい知識を共有して欲しいものです。
 今回のように一罰百戒で中途半端な口頭注意とかで終わらせない姿勢もいいのですが、ボードメンバーの入れ替わりも激しく、あまり続くと神谷代表の任命責任、党内ガバナンスの欠如ということにもなるので、党が大きくなる過渡期の苦しみを乗り切れるかが今後の党勢を左右するでしょう。

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