なぜ容疑者が「共産党員」だと話題になるのか?政党と党員の関係に違い?【マガジン220号】
KSLマガジン
札幌市のススキノのホテルで、男性が首を切断された状態で見つかった事件。
事件発生当初から警察が行方を追っていた20代女の容疑者だけでなく、その両親も逮捕されるという衝撃的な展開を見せている。首を切断された男性が女装をしていたことなど、何かと情報の多い事件であるが、ここにきて逮捕された父親と日本共産党の関係が取り沙汰されている。
この父親が共産党員であったかどうかは不明であるが、SNSからは共産党との関係などが掘り起こされ寄付の履歴もあるようだ。SNSの関係では共産党だけでなく、左派の活動家なども見えてくる。
なぜ「共産党員」だと問題なのか?
事件に共産党が関わっているという情報もなく、ただ「党員ではないか?」という憶測だけで、どうしてここまで話題になるのだろうか。これが自民党員だったり立憲民主党員であった場合は、ここまで話題になることもなければ、そもそもそのような詮索もされない。例えば、政党支部の関係者であったり自治体議員であればどこの党でも問題視されるが、こと共産党員という疑いに関してはネット上は異常な盛り上がりを見せるものだ。
この違いは何かと言えば、単純に政党と党員の関係性が党によって異なっていることにある。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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