委員会を途中退席した立憲・吉田統彦さん「与党に抗議!私の貴重な質疑時間を奪うな」意味不明な動画をアップ
政治・社会
内閣官房参与の高橋洋一教授(嘉悦大学)の「さざ波」ツイートを巡り、加藤勝信官房長官の答弁を不服として内閣委員会を途中退席した立憲民主党の吉田統彦衆院議員が16日、自身のyoutubeチャンネルで「貴重な質疑時間が奪われてしまいました」「与党の皆さんに猛省を促したい」と与党に抗議する動画をアップした。
吉田氏の質疑時間が空回しとなったのは、同党の森山浩行衆院議員が質疑中に「高橋洋一氏を呼べ」と無茶を言い出し、共産党とともに退席したためである。定足数に足りており、委員会室に残れば吉田氏は質疑ができたのだが、自らの退席を与党のせいにするのは無理筋だ。
与党を責めるのは筋違い
森山氏が退席を決めた理由は、高橋洋一氏の代わりに答弁した加藤勝信官房長官の質疑に不満を持ち「こんな答弁になると思わなかった」と抗議を始めたのが発端だ。これ自体が子供の言い訳のようでみっともないことなのだが、会派の決定に従って退席した吉田氏が与党を責めるのは筋違いだ。
立憲民主党と共産党が退席した後に質疑時間を空回ししたのは、退席せず残った国民民主党会派の質疑を続行するためであり、吉田氏ら退席組のために散会とすれば他の会派に迷惑がかかる。
本当に国民のことを考えているなら、どんな理由があっても退席などできません。
関連:【さざ波を大波にする野党】立憲・共産の退席で委員会空転、高橋洋一教授の出席求めボイコット
関連:立憲・山井和則の質疑でまた退席騒動!予算そっちのけで疑惑追及→1時間以上遅延、立憲議員は原因について虚偽説明
【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細
【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
このサイトをフォローしよう