
れいわ新選組がまた惨敗です。
6月28日投開票の加古川市議選で、れいわ新選組公認の山田ゆかり候補が目も当てられない下位落選で衆院選後は7連敗、通算で9連敗という惨状です。
残念ながら落選しました
本日29日17:30〜18:30 JR加古川駅周辺
明日30日17:30〜18:30 山陽別府駅周辺
ご挨拶にたち表向きの活動は終了させていただきます
応援していただき
本当にありがとうございました
市民の皆さん政治をしっかり監視して
いきましょう#れいわ新選組#加古川市議会議員選挙— 山田ゆかり 元れいわ新選組 加古川市議候補 (@tzoo_n31b) June 28, 2026
定数31に対して41候補で35位の下位落選、自治体選挙で有利な女性候補で元宝塚という経歴から当選確実と見込んだのでしょうが、明らかに党の看板が邪魔をして落選者の中でも泡沫グループに位置しています。
高井副幹事長の定例会見で、毎週のように宣伝してもらって党を挙げての総力戦を行い、共同代表や副幹事長という幹部を投入したことが完全に仇となっています。
悪夢の9連敗、再起不能か?
党ぐるみの秘書給与詐取疑惑や山本代表のスピード違反、こういう疑惑から代表も共同代表も記者会見から逃げていれば、熱心だった支持者が離れていくのは当たり前です。逃げている大石晃子や八幡愛を応援に投入されたとことは、支援者も迷惑でしかないでしょう。
現職でありながら2月の衆院選で10%以下の得票率で惨敗し、比例復活の要件すら満たせなかった関西の嫌われ者が、どうして票の足しになると思ったのでしょうか。足を引っ張るだけなのに、嬉々としてやって来る大石や八幡もどうかしてます。
それではここで、これまでの9連敗を振り返ってみましょう。
れいわ新選組で最後に当選した公認候補は、1月25日都城市議選で当選した1名です。しかし、同日に行われた別の選挙から落選の連敗が始まるわけです。
1/25
津市議選
きしだ想一郎
定数30 47人中34位 落選
2/1
岐阜市議補選
長瀬くにひろ
定数1 2人中2位 落選
2/15
日野市議選
しんどう素子
定数24 37人中32位 落選
3/29
上田市議選
山口こうじ
定数28 41人中32位 落選
4/19
河内長野市議選
ふじわらむねよし
定数18 23人中22位 落選
4/19
藤枝市議選
山内たつひろ
定数22 24人中24位 落選
4/19
久喜市議選
江下トシアキ
定数27 40人中33位 落選
4/26
松山市議選
せんばみちこ
定数41 55人中50位 落選
6/28
加古川市議選
山田ゆかり
定数31 41人中35位 落選
おそらく国政政党としての期間に限定すれば、NHK党に匹敵する公認候補の連敗記録だと思います。しかもNHK党のように見込みなく出馬しているわけではなく、公認希望者に対して勝つ見込みを含めて選定してこれですから。
4月の久喜市議選は思い上がった高井崇志が秘書を二人立てようとして、情勢が厳しいと見て一人に絞っても惨敗しています。同日の藤枝市議選に至っては倍率1.1倍という犬や猫でも通りそうな選挙で最下位落選です。
今回の加古川市議選では、維新の強いエリアに参政党が2名を擁立して当選しています。2名とも10位以内で相変わらずの無双ぶりなんですが、40代の男性だけでなく60代の男性候補も余裕で当選しているので、党の看板と党員の地盤培養がしっかりしていたのでしょう。
一方のれいわ新選組と言えば、内輪ノリのお祭り騒ぎをするだけで、地道に有権者の信頼を得るという発想も無いようです。はっきりいって「元タカラジェンヌ」の看板で、ポスターは不気味にならないように色温度は低く、下品なピンクではなく落ち着いた暖色系を使って無所属で出馬すれば、もっと票は取れたでしょう。
以前は、れいわ新選組でもそれなりに当選できた時期もありましたが、それは山本太郎のタレントイメージを徹底して押し出したことが功を奏しただけで、山本太郎が政治家であることが浸透した今となっては、そのカルト臭が認知され名前で票が取れる時期は過ぎました。
本人が隠居するにあたって、新たな党のイメージを創出する必要があったわけですが、大石晃子の共同代表留任、高井崇志と櫛渕万里を副幹事長として幹部に留めるという旧態依然とした体制を敷いたことは、熱心な支持者からも批判の声があがり多くの自治体議員が離党することになりました。
さらに無党派層から極端に評判の悪い奥田ふみよ参議院議員が、山本太郎の寵愛を受けているというだけで共同代表の一角に据えられたことは、政治をやる気がない山本太郎の私党、カルト宗教のような様相を呈し、無党派層まで離れていくことになっています。
大石晃子も八幡愛も口が悪くて嫌われ者ではあるんですが、それなりに委員会では準備をして専門的な政治の話のできる議員でした。一方で奥田ふみよ議員は具体的な政治の話が皆無で、ずっとお気持ち表明だけで政府与党を罵倒してしまうので、頭も口も悪いということが何度もテレビ中継で露呈して、ある意味での大石八幡を超えるダメージを党に与えています。
他地域からの応援は逆効果?
こうやってボランティアすらも逃げていくような状況で、自治体選挙では地元の人間だけでは手が足らず、他の地方からの応援で賄うようになっています。これは自治体選挙では最悪のやり方で、あくまで陣営は地元民で組んでおくのがセオリーです。ビラ配りでも声掛けでも、ある程度は顔の知れた地元民が横に広げていかなければならないからです。
余所者の急造チームでは地の特性も理解できないし、身内同士ではワイワイできるでしょうが、地元の有権者からすればよく知らない集団が騒いでいるようにしか映りません。誰とは言いませんが、この加古川市議選でも遠方の他府県からのボランティアが運動員腕章を使って選挙運動してますが、地元で人手が賄えない時点で負け確定です。
こんなことなら候補者が無所属として、自分の友人知人で陣営を組んだ方が有利であったことは間違いありません。やることなすこと、すべてが悪い方向に向かっています。
かつては全国で自発的に結成されていたボランティアチームも、度重なる党の不祥事と選挙敗北の責任を取らない党幹部への反発から、各地で離脱者が出て崩壊しています。
私の取材範囲のある自治体では、市内のポスターが一斉に撤去されるという事態になっています。
れいわ新選組は地方組織を設立せず、党員システムもないことから、古参のボランティアが党とは別のチームを作ってポスターなどを貼る活動をしているわけですが、これが特定個人の人脈などで貼ってもらっているので、活動から身を引くにあたって、これまで貼ってもらっていた店舗やお宅を訪問し、後任に引継ぎできるかどうかを伺う必要が出てきたわけです。
個人の付き合いでポスターを貼っていたところは、当然ながら知らない人には引き継げないので撤去となったようです。普通の政党なら支部活動としてポスターを貼るので、個人でお願いすることもなく継続が可能なわけですが、れいわ新選組は政治活動を党と関係のないボランティアに丸投げしているので、こういう事態に陥るわけです。
衆院選の大敗後は、地方ごとに配置され各地のボランティアを指導していた「補佐」という契約職員も一斉に契約解除され、地方で活動するボランティアは完全に孤立し、活動頻度の下がる一方です。
れいわ新選組が連敗している理由は、国会議員の傍若無人な振る舞いだけでなく、地方ボランティアの衰退というのも大きな理由です。無所属であれば、友人知人など地元後援会を拡大しながら地盤培養するわけですが、れいわ新選組は選挙の時だけ党本部や他の地方の古参ボランティアがしゃしゃりでてきて、評判の悪い党の色を過剰にアピールするので、党勢の衰退がもろに自治体選挙に反映されてしまうわけです。
自治体議会は二元代表制なんだから、自民党にように地方によっては公認を出さず地元に根付いた活動で、推薦に留めて党の色を消しておくという対応も必要かもしれません。
そもそも党公認に拘って単独会派を基本としているのは、共産党と公明党くらいです。推薦に留めて無所属にして、他の党派とも会派を組んで議会活動を展開するというのは、ある意味で地方議会の基本です。複数候補を立てるだけの地力がない党勢では、公認に拘ったところで単独で会派は組めません。
いまでは参政党が自治体議員数で4倍も上回っているという状況で、新興政党としては完全に明暗が分かれています。
とにかく党幹部を総入れ替えして、秘書給与詐取疑惑やセクハラ疑惑を早急に解決しなければ、次の参議院選挙まで党は維持できないでしょう。


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