何でも反対!れいわ新選組「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議に反対します」決議案を消費減税要求に利用する暴挙
政治・社会
れいわ新選組は28日、衆議院本会議で1日に採択される予定の、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議案に反対する声明を発表した。国会として全会一致を示せないことに、野党議員の一部からも落胆の声がでている。
【声明】ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について(れいわ新選組 2022年2月28日)
を公開いたしました。https://t.co/b3Zxhb3tSc— れいわ新選組 (@reiwashinsen) February 28, 2022
ウクライナを盾に政策要求
れいわ新選組は2月8日のウクライナ決議にも反対している。今回も戦争と侵略へ抗議の意思を示す重要な決議であるが、これを自党が掲げる政策の取引材料にするのは暴挙としか言いようがない。
れいわ新選組が決議案に反対する理由の中には「日本国内に生きる人々を守る」として消費減税などを求める項目が含まれており、自党が掲げる政策実現のための取引材料にしてしまっている。
【声明】ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について(れいわ新選組 2022年2月28日) | れいわ新選組
・国内においては、この戦争によって原油高などの物価上昇により
生活や事業が圧迫される状況に対して、
消費税減税、ガソリン税0%、一律給付金などで
日本国内に生きる人々を守る
以上のようなことを、政府に求めることが必要な場面ではないだろうか。
野党支持者の間でも、れいわ新選組のカルト化が危惧されているが、今回の決議案反対はカルト的な支持を得るための政治利用でしかない。極端な政策や主張で逆張りするようなことは、今まさに侵略を受けるウクライナを盾にするような行為で許されるものではない。
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