笑顔でないと出勤登録できない勤怠システムが大不評、弁護士「労基法違反、労基署は踏み込むべし」


笑顔でないと出勤登録できない勤怠システムが大不評、弁護士「労基法違反、労基署は踏み込むべし」

顔認証で出勤時に笑顔を測定して数値化するシステムを導入した企業に批判の声が上がっている。

顔認証技術で「笑顔度」判断
顔認証技術を使って笑顔かどうかを測定する機能を設けた出退勤管理システムを、業務用ソフト制作のイー・カムトゥルー(札幌)が開発した。従業員の出勤時間登録に顔認証を使い、一定のレベルを上回る「笑顔度」であるとシステムが判断すると、出勤登録できるようにする。担担麺専門店を展開する175(いちななご)=札幌=が導入を決定。笑顔の接客を心がける飲食店での普及を目指す。
出典:笑顔でないと出勤登録できず 出退勤管理システム開発 外食産業向けに(北海道新聞) – Yahoo!ニュース

現場での運用にどの程度の強制力が生じているかが問題だが、従業員が出勤しているにもかかわらず「笑顔ではない」ことを理由に出勤と認めず、規定の賃金を支払わないのであれば労働基準法に違反する可能性もある。これには弁護士も「労基署は踏み込むべし」とコメントしている。

労基法違反「労基署は踏み込むべし」

弁護士の渡辺輝人氏は、はてなブックマーク(ツイッター連動)で以下のようにコメントをしている。

常識的に考えて行き過ぎた管理であり、管理の意味すらも履き違えているように感じる。サービス業として「笑顔の接客」を指導するのは理解できるが、出勤時まで笑顔を強制するのは何の意味があるというのだろうか?これは法的にも道義的にも問題アリと言わざるを得ない。

スキルアップと過労対策に

化粧品の製造・販売を主な事業とする資生堂では、同じようなシステムを使い、時間と場所を問わず笑顔のトレーニングができるシステムを試験運用したようだ。こちらは勤怠システムと連動しておらず、目的が従業委員のスキルアップに限定されているので役に立ちそうだ。
参考:資生堂、顔・表情研究から生まれた「笑顔講座」の内容をデジタルコンテンツ化 ~時間と場所を問わず習得しコミュニケーション力UP~|株式会社資生堂のプレスリリース

SNS上では、以下のような意見もある。

賛否両論あると思いますが
「どうしても笑えないとき」もありますので
過労死対策に応用出来るといいんじゃないですかね

肉体的疲労や精神的疲労は顔に出る。笑顔がどうとか数値がどうとかは問題とせず、従業員の「過労」に役立てるというのはいいアイデアだ。単純な超過労働だけではなく、短時間労働でも精神的に追い詰められれば過労の原因となり得るので、顔認証システムが応用できるかもしれない。

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