高須院長、今年の漢字「災」に「こんなの書くの断れよ坊さん」「禍々しい文字、僧侶として悲しく思う」
高須クリニックの高須克弥院長は12日、京都の清水寺で発表された、今年1年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が『災』であったことに対し、ツイッターで「ジョークだろ」「こんなの書くの断れよ坊さん」と投稿した。
気分が悪い。こんなの書くの断れよ坊さん。こんなイベントやめてしまえ。 https://t.co/hYmCHUFEKF
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) December 12, 2018
「断れよ坊さん」の真意は?
この「断れよ坊さん」という言葉に違和感を覚えた人もいるようで、高須院長はその真意について以下のように説明している。
釈尊の教えに叛いて僧侶を売り物にするのを売僧(まいす)と呼びます。
坊さんは愛称です。
阿弥陀仏の前では全ての衆生は平等であると法然上人と弟子の親鸞上人は説いておられます。衆生の平安と極楽往生を導く立派な僧侶が引き受け仕事で禍々しい文字を書かせられるのを僧侶として悲しく思います。釈尊の教えに叛いて僧侶を売り物にするのを売僧(まいす)と呼びます。
坊さんは愛称です。
阿弥陀仏の前では全ての衆生は平等であると法然上人と弟子の親鸞上人は説いておられます。衆生の平安と極楽往生を導く立派な僧侶が引き受け仕事で禍々しい文字を書かせられるのを僧侶として悲しく思います。 https://t.co/xmVANtEpIl— 高須克弥 (@katsuyatakasu) December 12, 2018
高須院長は2011年 の東日本大震災を期に浄土真宗の僧侶となっている。僧侶になった経緯と立場からしても、禍々しい一文字を僧侶が書き、それで今年1年を表現されることに心を痛めているようだ。
筆者としても、西日本豪雨を経験し長引く物資不足など大変な思いをしたが、その中でも復旧・復興に尽力してくれた多くの方々への感謝の思い、被災地で踏ん張る人々のことを『災』で一括りになどできない。災害が多発した1年ではあったが、それに負けない日本人の強さ、スーパーボランティアと呼ばれた人の信念など多くを学び成長した年であった。
もっと前向きな一文字があったはずだ。
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