
10日に放送されたテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』で、コメンテーターの玉川徹氏がユダヤ人差別をしたのではないかと話題となっている。
問題の発言はトランプ大統領の娘の夫・クシュナー氏が、米国とイランの協議に参加することについて「何の権限で入ってるんですか?トランプ氏の娘婿?要するにトランプ家の代表で入ってるってことですか。そういうふうにしか見えないし、ましてやユダヤ人ですよねえ?このイランとの協議に関しては、むしろいない方がいいような人の気もするんですけど」と解説の専門家に質問したものだった。
🇯🇵【差別と偏見の『モーニングショー』玉川発言】
玉川徹氏が放った「ユダヤ人ですよね。交渉にいないほうがいい」という言葉は、批判の域を完全に超えた人種差別です。
ジャレッド・クシュナー氏は、米国を代表する特使であり、宗教を超えた中東和平を実現させたプロフェッショナルです。… pic.twitter.com/RQ7K2RfATa
— Elise Vanessa (@ev0123456789) April 11, 2026
テレビ朝日の言い訳と過去の問題発言
テレビ朝日広報部はJ-CASTニュースの取材に「ユダヤ系アメリカ人で、イスラエルのネタニヤフ首相に非常に近いクシュナー氏が、アメリカとイランの和平協議に出席することの影響について、ご出演いただいた専門家に質問したもの」「ご指摘には当たらないと考えております」と差別発言を批判しているようだが、実際の発言では「ユダヤ人」と表現され「ユダヤ系アメリカ人が出席する影響」とは随分とニュアンスが違う。
参考:米・クシュナー氏の協議参加に「ユダヤ人ですよね?」 玉川徹氏の番組発言に「人種差別」の声…テレビ朝日の見解は: J-CAST ニュース
クシュナー氏がユダヤ系アメリカ人で、イスラエルのネタニヤフ首相に近い人物というのは、スタジオで解説を担当した慶応義塾大学教授の田中浩一郎氏であって、玉川さんではありません。クシュナー氏は、トランプ政権の和平特使で、イランの核開発問題ででは仲介するオマーンとの関係で、アメリカ側の窓口としてアラグチ外相とも協議をしている。
玉川氏の番組内での発言を巡っては、取材せず誤った内容であることが度々指摘されてきたが、2022年には安倍晋三元総理の国葬で、菅義偉前総理の弔辞に「電通が入っている」と憶測で決めつけ懲戒処分を受けている。
昨年の参院選では投票率について、これまで政治に興味の無かった層が投票に行ったことを問題視する発言を行い、ネット上で議論を呼んだ。今回の発言を受けて、これらの過去の問題が再度注目される事態にもなっている。


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