柚木みちよし議員がテレ朝の捏造を応援「報ステひるむ必要全くなし!」→足立康史議員「酷いツイートだな。総務委員会で取り上げる」
テレビ朝日「報道ステーション」で自民党の世耕弘成参院幹事長の会見動画が捏造された問題。テレビ朝日の報道局長が11日、世耕氏に直接謝罪したという報道を受けた柚木道義衆院議員は自身のツイッターで「#報ステ ひるむ必要全くなし!」とテレビ朝日の捏造を肯定し応援する内容の投稿を行った。
よく言うよ。安倍総理は実際衆議院では一度も #桜を見る会 について説明してないし、説明をブロックしてるのは他ならぬ自民党。これまで散々圧力かけておいて。#萩生田 氏しかり。#中村格 氏しかり。こうして自民党のメディア支配は進んでゆく。#報ステ ひるむ必要全くなし! https://t.co/oyfXnyv9hs
— 柚木みちよし (@yunoki_m) 2019年12月11日
この投稿に対して日本維新の会・足立康史衆院議員は「酷いツイートだな。来たる通常国会・衆院総務委で取り上げる。」と問題視する考えを示した。
酷いツイートだな。来たる通常国会・衆院総務委で取り上げる。 https://t.co/vAKfxsqNZI
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) December 12, 2019
政治的公平性に反する
足立氏の所属する総務委員会では、NHKの運営や政権との関わりに関する質疑は頻繁にみられるが、民放の放送内容と野党議員の関係についてはほとんど取り上げられることはない。柚木氏に限らず、一部の野党議員が民放を「味方」と認識しているような態度は度々みられ、桜を見る会に関する問題でも野党議員に関する問題はほとんど放送されていない。これは放送法で求められている「政治的公平性」に反する状況でもある。
メディアが権力監視の役割として政権に厳しい目を向けるのは当然だが、それは「野党に協力」するということとは意味が違う。これは政治の側からも同じで、柚木氏のように政権に不利な報道であれば捏造でも擁護するという姿勢は「政治的公平性」を著しく損なわせるものと言えるだろう。
原英史氏からも突っ込まれる
柚木氏のツイートに対しては、質問漏洩問題で濡れ衣を被せられた原英史氏も苦言を呈している。
柚木議員@yunoki_m の国会質問について説明をお願いしています(高橋洋一氏のツイート時刻ほか)。早急に回答いただけますか。→https://t.co/ttDa3z2qh7
ツイッターで報道のあり方に問題提起されているようですが、報道も国会質問も、事実に基づかなければなりません。間違ったら、訂正が必要です。 https://t.co/HpoUAFko6Z— 原英史 (@haraeiji2) December 11, 2019
柚木氏が報道の在り方を問うなら、原氏らへの名誉棄損やツイート時刻変造疑惑についても誠実に答え、国会質問の正確性について改善を図るべきだ。
柚木氏ら反安倍一辺倒の野党は、政権打倒のためなら一般人や民間企業を不当に巻き込むことも厭わないほど過激化している。自身にかかる疑惑や問題を放置しておいて、どれだけ政権打倒を叫んでも有権者はもう騙されない。選挙で生き残りたい一心の行動だとは思うが、それが逆効果であったことを思い知るのは次の選挙だろう。
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